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なんか気持ちが違うこの頃、やっぱり今の相手が大事

毎年今頃は、結婚式の実施はもちろん、申込も少なくありません。今年の秋や来年の春を考えて式場予約に動く方々はたくさんいらっしゃいます。これを古いヒトは、春に仕込んで秋に刈り取る農耕民族ニッポンの当たり前の姿、と胸を張られることでしょう。

でも今年は、3月11日を境に大きく変わりました。仕込みどころじゃありません。まずは最初の一ヶ月はあらたに予約する方は少なく、すでに予約済みの方々の日程変更ばかりでした。

そして二ヶ月目は一ヶ月目に様子を見てた人たちも申し込みに来てくれて各式場もほっとヒト息です。やがて三ヶ月目に入りゴールデンウイークを過ぎるとどうでしょう、少し自粛されていた方々が申込にいらっしゃる以上に、たくさんのカップルがホテルや式場に訪れているのです。

アメリカの911のあともしばらく結婚が増えたとのリポートがありますが、やはり日本でも同種の現象が生まれているようです。もちろん、理由は明白です。安心や安定を求めての行動でしょう。では、どんな方々が増えてきたのか、そんなリアルレポートを結婚式の現場からマジメにお伝えします。

身近な出会い

一般的に、結婚式の最中や打合せ時に聞こえてくる出会いというと、「飲み会で」つまり合コンだったり、「紹介で」つまり誰かにアレンジしてもらったケースが多かったりします。以前はオブラートに包まれていたその部分も、婚活の名のもとすっかり市民権を得たのでしょう。

ところがごく最近の方々には、こんな方が急増しています。「ずっと付き合ってきたんだけど急に」とか、「結構平行線なつきあいだったけど、3月から一緒に住みだして結局」とか、「ずっと呑み友だったんだけど、なんとなく」とかが多いのです。思うに以前の平時なら進展しなかったけど、あれからマインドも変わり、大切に想うことが、手に入れられるか判らない妄想から、もう手に入ってる現実、に進化したのでしょうか。

ちょっと仲良くなりかけて、でも付き合うまでには至らず、他の相手と付き合って別れた時に思い出す、「やっぱあいつがよかった」的な振り返りにも近い、身近ですでに存在していた現実なのです。とても現場で増えています。

ギラつかないふたり

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いつも通りのスタンスが一番ラクで自分らしい

そんな二人は、目線も落ち着いています。なにしろある程度つきあいが長かったり、お互いをよく知ってたりしますから、身の丈の会話が基本です。身につけているものも普段から、ムリ目なスカルプのタンブラーとか使わないですし、挑発的な露出もしないですし。

ウエディングプランナーもプロフェッショナルになると、この二人大丈夫かな?当日までもつんカイって、危なっかしい二人はすぐ見抜いたりしますが、最近の方々はその対局の安定した方が多いそうです。