離婚/離婚を決意する前に

離婚か修復か? 妻たちの「婚外恋愛」実話編

浮気は男性だけがするものではありません! 今回は、既婚女性が浮気や不倫など「婚外恋愛」に走ったきっかけを具体的な実話をもとにみていきましょう

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

かつては「浮気」といえば、100%近くは既婚男性がするものでした。ところが今は、夫がいる女性でも浮気をするのは珍しいことではありません。

もっとも、彼女たちは「浮気」や「不倫」という言葉からイメージする“後ろめたさ”がつきまとう生々しいものではなく、「婚外恋愛」と呼ばれるような雰囲気重視のものを求める傾向があるのも事実。そこで今回は、最近急増している、妻たちが婚外恋愛に走ったエピソードをご紹介しましょう。

自分のことしか考えられない「オレオレ夫」の妻の場合

婚外恋愛

自分のことばかり考える子どもっぽい性格の夫に愛想を尽かした妻が走った婚外恋愛のお相手とは……

結婚6年目のK子さん(33歳)の婚外恋愛のお相手は、同じ職場で働く7歳年上の男性。彼の仕事ぶりや人間性を毎日近くでみているうちに、自然と惹かれるようになったといいます。不倫関係がスタートする決定打になったのは、K子さんがインフルエンザを患ってしまったとき。

「病院から夫に電話を入れたのですが、自分の仕事に支障をきたさないかということだけが心配だったみたいで、『オレにうつすなよ』と冷たいひと言のみ。夜も自分だけ食事を済ませて帰宅したと思ったら、会話もせずにサッサと別室で眠ってしまったんです。私は空腹だったのに……」。もともと、同い年で自己中心タイプの性格の夫には嫌気がさしていたこともあり、K子さんはガッカリしたそうです。

一方、婚外恋愛のお相手は恋愛経験も豊富とのこと。同じ晩の対応も夫とは180度違いました。「年上の余裕というか、器の大きさの差というか、とにかくフォローが完璧なんです。『ちゃんと、あたたかくして眠るんだよ。食事、届けようか?』とか『苦しいときは、いつでも駆けつけるからね』とか、無理なのはわかっていても優しいメールについホロリとなってしまって……」。結局、病気が回復したあたりから2人の関係は本格的にはじまったのでした。

夫にないものを求める妻へのアドバイスとは?

K子さんの夫のように、自分のことばかりを考えてしまう「オレオレ夫」や、釣った魚にはエサはやらないとばかりに家族への態度がぞんざいになる「手抜き夫」は、少なくありません。このような鈍いタイプの夫は、思いやりがないというよりは、妻が何を望んでいるのかを自分からは気づけないのです。

ですから、夫が察するのを待つのではなく、「身体がツラいので帰宅のついでに何か食べるものを買ってきてもらえるとうれしいな」というように、「こうしてもらえるとうれしい」ということを具体的に伝えて、“しつけ”をすることが大切になります。

夫で満たされていれば、妻は浮気には走りにくくなります。夫の思いやりがブレーキになるからです。そのためには、妻が夫に欠けている部分をフォローするつもりで接してあげる必要もあるでしょう。

>>次のページは、セックスレス妻の婚外恋愛話です!

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