巨大地震とそれに伴う大津波、不安の募る原発事故、今も続く余震…。今年の桜を複雑な気持ちで、また特別な想いを込めながら眺めた人も多いのではないでしょうか。

桜並木

小高い公園の桜


人々に春の訪れを告げ、心を和ませてくれる桜は、私たち日本人の生活にとって欠かせないもの。年に一度のこととはいえ、桜の花が華やかに咲き誇っている様子を観ると気分も明るくなります。桜の名所で感じる満開の風趣も素晴らしいのですが、みなさまの家の近くで観る桜も堂々と光彩を放っていることでしょう。

桜並木

住宅街の桜並木(横浜市港南区・桜道)


大きな公園や山裾に生い茂る古木や大木の桜だけではなく、一般の住宅街に桜並木が続いていたり、川沿いのプロムナードに桜が植えられていたりする例は全国各地でみられ、毎日の通勤通学や買い物の行き帰りに桜の花を眺めながら歩いているという人もきっと多いはずです。大規模マンションなどでは、敷地内の植栽の一環として桜の木が植えられているケースもあります。

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川沿いの桜並木(横浜市戸塚区・柏尾川プロムナード)


また、都市部の河川でも浄化や環境整備が年々進められ、プロムナードの桜並木と同時にさまざまな魚が泳いでいたり鳥が休んでいたりする様子を間近で観察できるところも多いようです。春の柔らかな陽ざしを浴びながら大人がゆっくりとくつろげるだけではなく、子どもたちを育てるうえでのメリットも少なくありません。

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川沿いの桜並木(横浜市南区~西区・大岡川プロムナード)

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都市部の河川でも魚が多くみられる

桜並木

野鳥の種類も意外と多い


その一方で、桜の季節にも関わらず、最寄り駅から10分、15分と歩いていてもまったく桜の花が目に入らないような住宅地もあります。もちろん歩くルートにもよるのでしょうが、桜の咲く公園すら近くに見当たらないところもあるでしょう。桜以外の植栽が整えられているのであればまだ良いのですが、それもない殺風景な小公園だけの場合も。掃除が面倒だから樹木を植えないというわけでもないでしょうが…。

桜並木

下流域にも桜並木が続く


桜の季節に住宅探しをすると、「桜並木の近くに住みたい」と感じる人はかなり多いはずです。しかし、その時期を過ぎると立地選びの視点が他に移りがちな面は否めません。花びらが散った後の木の幹を見て「これは桜だ」と意識することが少ないせいもあるでしょう。桜の花が咲いている時期に、その幹の特徴もしっかりと覚えておきたいものです。

桜並木

桜の花びらが散り始めた頃の川面にも風情が…


もちろん桜だけではなく、四季折々にさまざまな花を眺め、自然の息吹を感じられる住宅地なら、もっと楽しみも増えるだろうと思いますけどね。

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桜の花を観て気持ちを新たにできることもある


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