筋トレ・筋肉トレーニング/腹の鍛え方

男性がくびれを作るためのわき腹トレーニング2選

自分では意外と見落としがちな部位があることをご存じでしょうか?実はそれがわき腹。しかも、このパーツを筋トレして引き締めると、くびれはもちろん、憧れの逆三角形の体型に直結するのです。男性におすすめなトレーニングをご紹介します。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

わき腹攻略でスタイリッシュな男になれる理由!くびれを手に入れよう

男性がくびれを作るためのわき腹トレーニング2選

男性がくびれを作るためのわき腹トレーニングをご紹介


体型コンプレックスで焦りを感じる方は、一人や二人ではないはず。男性の場合、薄着になるときに気になる体の部位は?と尋ねられると、返ってくるのは「お腹」という答えがほとんど。たしかに、いつも自分の目に入る上、他人の目にも留まりやすいお腹は一番の気になるポイントです。

しかし、他人の目には留まりやすいけれど、自分では意外と見落としがちな部位があることをご存じでしょうか?実はそれが「わき腹」なのです。一度ついてしまうと、なかなか落ちないのがわき腹の脂肪。ぷにっとはみ出したわき腹のお肉は、自分では案外見落としがちなもの。

けれど、このパーツを引き締めると、クビレならぬ、憧れの逆三角形の体型が手に入るかもしれないと聞けば、それほどお腹が気になっていない方でも鍛えたい気持ちが燃え上がってくるのではないでしょうか。そう、わき腹はスタイリッシュな体をデザインするために欠かせないパーツなのです。
 
<目次>
 

わき腹のピンポイント攻略で、後ろ姿のモテ度を上げよう

とはいえ、「ならば今日からわき腹を鍛えよう!」と思っても、ピンポイントでわき腹に効果的なワークアウトは、そう即座に思いつくものでもありません。仰向け~上体を起こす、いわゆる腹筋運動といわれる動きは、へその上の筋肉を鍛えるばかりで、わき腹にはあまり効果がなし。

だからと言って、自己流で体をねじったり曲げたりしてみても、果たして効いているのかどうか疑わしいもの。効果が感じられないと、人は続けることが難しいため、途中で止めてしまい、結局お腹はそのまま……。こうした今までの悪循環から抜け出すために、今回は、わき腹にピンポイントで効果があるワークアウトをご紹介します。

ちなみにこれらのワークアウトを続けて、わき腹を引き締め、逆三角形のスタイルに近づいていけば、顕著に変わってくるのが後ろ姿のシルエットです。これまでにも何度かお伝えしているように、後ろ姿は自分では意識しないとほとんどわからないものの、他人からはかなり見られているもの。その後ろ姿のシルエットが決まれば、モテ度も上がるかもしれませんよ。

今回ご紹介するのは、腹筋、特にわき腹部分の力を使い、体を持ち上げる2つのトレーニング。見た目以上に腹筋全体のパワーが必要です。同時に、フォームのバランスを保つために補助動作する二の腕の裏や体幹の深層筋などもしっかりと刺激できるのでおすすめです。
 

コンパクトな動作でわき腹をしっかり刺激「サイドボディリフト」

わき腹の力だけを使い、ゆっくりと体を持ち上げることでお腹まわりを引き締める自重系種目。コンパクトな動作ながら、腹斜筋を中心にわき腹の筋肉をしっかりと刺激できます。
 
男,男性,くびれ,作り方

手順1

写真のような姿勢(左足を右ひざの前につき、左手を腰にそえる)で座り、右手で上体を支えます。
 
男,男性,くびれ,作り方

手順2

右のわき腹に力を入れ、腰をゆっくりと高く持ち上げます。この上下動作を10回繰り返します(反対側も同様に行います) 。

ポイントは、体を持ち上げた時に、全身が一直線になるように意識すること。また、反動や勢いをつけず、できるだけゆっくりと動作し、動作中はできるだけ床に腰をつけないようにしましょう(そのほうが、負荷が高まり効果的です)。
 

二の腕も同時に引き締める「ボディトランクツイスト」

次は、わき腹と同時に、下腹のぽっこり感と太ももについたぜい肉も引き締める種目です。
 
男,男性,くびれ,作り方

手順1

手を肩の真下に置き、足を伸ばして、腕立て伏せの姿勢をとります。
 
男,男性,くびれ,作り方

手順2

体を反転させて、左手を天井に伸ばし、3秒間キープします。目線は伸ばした手の指先を見て、体が一直線になるように意識しましょう。
 
男,男性,くびれ,作り方

手順3

手を下ろし、一旦スタートポジションに戻ったら、続いて同様に右手を上げます。間にひざをついて筋肉を休めないよう、頑張って行ってください。天井に伸ばした手で、下側のわき腹を引き上げるようにイメージしながら行うと、フォームが安定します(左右交互に、10回を目安に)。

最初は腕がブルブルするかもしれませんが、頑張って続けると、いつの間にかスムーズに動作できるようになっていきます。腕だけで支えるのではなく、全身を使ってお尻、お腹を天井に引き上げるようなイメージで行うと、正しいフォームになると思います。お腹は、体全体のバランスを取る意味でも重要なパーツ。ぜひ、前後左右を立体的に見て、隙のない体にデザインしていってください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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