真っ白な流氷原の中からの絶景

流氷原と知床連山

流氷原の中からの眺め。遠くに知床連山(左:硫黄山・羅臼岳、右:斜里岳)が見えます!(2004年2月8日撮影)

流氷の中から望む能取岬

流氷の向こうに見える能取岬(2004年2月8日撮影)

流氷の中に分け入ってきた流氷観光砕氷船「おーろら」は、ゆっくりと流氷の中を進みます。

気がつくと「おーろら」は、真っ白な流氷に覆われた流氷原のまっただ中に。

振り返ると、出港してきた網走の街と標高207メートルの天都山、能取岬(のとろみさき)などを望めます。

 

流氷原と硫黄山・羅臼岳

流氷原と硫黄山・羅臼岳(2004年2月8日撮影)

流氷原と斜里岳

流氷原と斜里岳(2004年2月8日撮影)

流氷の南側に位置するのは世界自然遺産の知床(しれとこ)。見通しの良い日なら、流氷原の向こうに知床半島を横断する知床連山の斜里岳(しゃりだけ)、羅臼岳(らうすだけ)を望む絶景を楽しむことも可能ですよ。

「おーろら」の展望デッキに出ると、左右と後方のパノラマをさえぎるものなしに楽しむことができますが、防寒対策は万全にしておきましょう。

また絶景を手元に残しておこう!とデジタルカメラやビデオカメラを使う方も多いのですが、これらの電子機器は、低温下だと予想以上にバッテリーを消費します。必ず予備のバッテリーを携行しましょう。

 


運が良ければ鳥や動物も見られます

流氷観光砕氷船「おーろら」の後をついてくる鳥たち

流氷観光砕氷船「おーろら」の後をついてくる鳥たち(2004年2月8日撮影)

流氷観光砕氷船「おーろら」が流氷原の中に入ると、たくさんのカモメが飛び交いながら近づいてきます。

また運が良ければ流氷の上で羽を休めているオジロワシやオオワシ、流氷に乗ってきたアザラシなども見られます。

流氷帯の中に入ったら、周囲に目をこらして見つけてみて下さい。

 


流氷は自然現象、見ることができない可能性も……

魅力がたっぷり詰まっている流氷観光なのですが、相手が自然現象ということもあって、3つの条件が揃う必要があります。

 

流氷観光砕氷船「おーろら」の航跡

流氷観光砕氷船「おーろら」の航跡(2004年2月8日撮影)

  1. 流氷の有無
    真冬に出かけたからといって必ずしも見られる訳ではありません。流氷の位置は季節風の吹き方と潮の流れによって日々変わるため、前日は見えていても今日は見えない……ということもしばしば発生します。
     
  2. 流氷までの距離
    流氷のある位置が網走から遠く、流氷観光砕氷船の1回の所要時間(約1時間程度)の中で流氷への往復ができない場合、流氷観光砕氷船の航路は網走港沖の海上遊覧に変わります。この時は乗船手続きの際、受付で説明がなされます。
     
  3. 海の状況
    流氷観光砕氷船も船ですので、海上に強風や大波が見込まれる荒れた天候の時は欠航になります。

  4.  

3つの条件がすべて揃って、流氷観光砕氷船での流氷観光を体験できた時は運が良かったと考えて、思う存分楽しみましょう。

なおオホーツク海での流氷の最新状況は、「流氷サイト」や第一管区海上保安部提供の「海氷情報センター」などのWebサイトで確認できます。また流氷観光砕氷船「おーろら」の運航状況は携帯サイトで確認が可能です。出発前に確認しておくといいですね。

 


冬の北海道ならではの旅を楽しめる網走での流氷と、流氷観光砕氷船をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?一度は目に焼き付けておきたい絶景が待っていますので、ぜひ冬の網走へ出かけてみて下さい。


網走・流氷観光砕氷船へのアプローチ

網走バス

女満別空港・網走駅から砕氷船乗り場を結ぶ網走バス

地図:Yahoo! 地図情報
アクセス:
■飛行機
・女満別空港から網走バス 網走バスターミナル経由流氷砕氷船乗場行きに乗車し、終点で下車。

■鉄道
・札幌・旭川と網走を結ぶ特急 オホーツク号で網走駅へ。網走バス 市内観光施設めぐりバスに乗り換え、流氷砕氷船乗り場にて下車。

流氷観光砕氷船「おーろら」の乗船について》
事前予約はなくても空席があれば乗船は可能ですが、あらかじめ予約しておくのがベター。
Webサイト(3日前まで)と電話での予約が可能です。
料金:大人3300円、小学生1650円

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