春はもうすごそこ。ということで、そろそろ春用のライトなアウターを準備しておくべきではないでしょうか。そこで今回は、大人が本気でヘヴィローテーションしたくなるアウターを選りすぐりました。それぞれ特徴は異なりますが、どれも着倒したくなるなるほど魅力的です。

アスペジのM-65ジャケット

アスペジ

アスペジのM-65ジャケット7万350円(アスペジ・ジャパン TEL:03-5464-6451) Photo:石井幸久

アスペジは、1969年にシャツメーカーとしてイタリアのミラノ郊外で誕生。シンプルで良質なシャツを作るブランドとして名を馳せ、他のファッションアイテムも作るようになりました。今では世界中の高感度なセレクトショップで取り扱われ、ベーシックかつ機能的な服を提供するブランドとして多くの人々に愛されています。

アスペジ

ウエスト部分と裾部分にはドローコードを装備。シルエットを自在に調整できる。 Photo:石井幸久

最大の魅力は、徹底した生地へのこだわりから生み出されるシンプルで着心地の良い仕上がり。そして、アイコニックなアイテムの筆頭が「M-65」です。その源流は1965年にアメリカ軍が採用した「M-65フィールドジャケット」。ミリタリー系のライトアウターを代表するアイテムでもあります。

秋冬に再燃したミリタリー人気はこの春も継続される気配。したがって、今アスペジの「M-65」を手に入れても遅くありません。良質なアイテムですし、定番的なデザインなので、長く使えることも請け合いです。アスペジはカラーやバリエーションも豊富なので、お気に入りの一生モノ「M-65」にきっと出会えるはずです。

【商品の問い合わせ先】
アスペジ・ジャパン
TEL:03-5464-6451


次のページではトレンチコートを紹介します。

ブレマのトレンチコート

ブレマ

ブレマのトレンチコート6万9300円(アマン TEL:03-6805-0527) Photo:石井幸久

ブレマは1969年に創立されたモーターサイクルブランド。そのディレクターに、今シーズンからロベルト・メニケッティ氏が就任しました。そんな今注目のブランドからは、トレンチコートをピックアップ。非常に軽く、防風・撥水・耐摩耗性に優れるナイロン素材が使用されています。

ブレマ

ベントのマチ部分には風が入らないよう にナイロン生地付属する。ほかにも機能的仕様が満載。 Photo:石井幸久

エルボーパッチといった創業当時のディテールを再現しながらも、モダンかつスポーティで機能的な作りが最大の魅力。ライニングにはメッシュ生地が使われているので袖通しが良く、空気を含むので暖かくて爽やかな着心地です。さらに背中にはベンチレーションを装備し、ベントのマチ部分には風を通さないようにナイロン生地が付属するなど、あらゆる箇所が機能的です。

ミリタリーが発祥の「トレンチコート」はそもそも非常に機能的。だらこそごちゃごちゃしたデザインにもなりがちです。その点、このブレマの1着は、機能性はそのままにデザインを削ぎ落した印象です。スマートかつモダンなので、爽やかな春のスタイル作りにも取り込みやすいはずです。

【商品の問い合わせ先】
アマン
TEL:03-6805-0527


次のページではパッカブルコートを紹介します。

フランコ・プリンツィバリーのパッカブルコート

フランコ・プリンツィバァリー

伊勢丹が別注したフランコ・プリンツィバリーのステンカラーコート5万1450円(伊勢丹新宿店 TEL:03-3352-1111) Photo:石井幸久

イタリアが誇る世界屈指のサルトリアとしての長い経験や技術を継承しつつ、スーツを核にドレスウェアをトータルに展開するブランドがフランコ・プリンツィバリー。クラフトマンの技術力を活かした構築的な立体フォルムが圧巻で、その特徴はこのコートにも活かされています。

フランコ・プリンツィバァリー

パッカブル仕様のため、持ち運びにも便利。カラーバリエーションは全4色。Photo:石井幸久

実はこの「パッカブルコート」は伊勢丹の別注によって生まれたもの。パッカブル仕様と言うとアウトドア系やスポール系のカジュアルなアウターを想像しがちですが、これはむしろパッカブルであることが信じられないほど上品です。その秘密は前述の立体的なフォルムであり、高密度のポリエステルタフタ素材にあります。

常にバッグに忍ばせておけば、いつでもからサッと取り出して着用することが可能。温度変化の激しい春先には持ってこいの機能です。万が一、着倒さないとしても、常に持ち歩きたくなるのは間違いない傑作です。

【商品の問い合わせ先】
伊勢丹新宿店
TEL:03-3352-1111


次のページではデニム地のM-65を紹介します。

デザインワークスのデニム製M-65ジャケット

デザインワークス

デザインワークスのM-65ジャケット3万450円(ドゥ・コート デザインワークス六本木ヒルズ店 TEL:03-5786-9831) Photo:石井幸久

アスペジに続いてまた「M-65」かと思うかもしれませんが、今度はデニム地というのがポイントです。この春はデニムという素材に注目が集まっていて、あらゆるアイテムがデニムに置き換えられています。したがって、ライトなアウターの最右翼である「M-65」も、デニム製という選択肢が浮上するのです。

デザインワークス

ウエスト部分の裏側にはドローコードが付属。好みに合わせてシルエットがアジャストできます。通気性の良いメッシュ裏地も嬉しい配慮。 Photo:石井幸久

デザインワークスの1着は、コットン100%のデニムにブリーチを施し、軽快に仕上げているのが特徴的。カバーオールだと子供っぽく、Gジャンは既に持っている……そんな大人には持ってこいアウターです。

カジュアル使いはもちろん、シャツでタイドアップしても決まるので幅広いシーンでの着用が期待できます。ちなみに今春に限っては、シャツやパンツまでデニムで揃えつつ、ブルーのグラデーションを形成して爽やかなスタイルにまとめるのもアリかもしれません。

【商品の問い合わせ先】
ドゥ・コート デザインワークス六本木ヒルズ店
住:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズウエストウォーク3F
TEL:03-5786-9831


次のページではフード付き総柄コートを紹介します。

トローヴのフード付き総柄ハーフコート

トローヴ

トローヴのコート3万6750円(トローヴ TEL:03-3476-0787) Photo:石井幸久

せっかくの春です。ただ単に軽やかなアウターを着るだけではおもしろくないと感じる方もいるでしょう。もっと春を満喫するなら、総柄のアウターをおすすめしたい中で、今ならトローヴのハーフコートに注目したいところ。今季のテーマを“BOTANIST(=植物学者)”を掲げたことから、その延長として繊細なフラワープリントで知られる英国リバティ社とのコラボレーションが実現した一着です。

トローヴ

迷彩のように見えるが、実はペイズリー柄。英国りバティ社のアートファブリックが使用されています。Photo:石井幸久

採用したアートファブリックはペイズリー柄。そこに独自の製品染めを施すことで、トローヴらしいスモーキーなカラーに落とし込んでいます。モッズコートを彷彿とさせるフード付き「ハーフコート」が、単なるカーキとは違った品格や華やかさをまとったようにさえ思えます。

各パーツにに切り替えを入れ表情豊かなシルエットも美麗。また、フード周り、ウエスト、裾部分にドローコードが配置されているので、絞り具合によってシルエットを調整することが可能。いずれにしてもこの独特な存在感は、総柄ならでは。

【商品の問い合わせ先】
トローヴ
住:東京都渋谷区神南1-9-10
TEL:03-3476-0787

今回は、この春おすすめの軽やかなアウターを5着紹介しましたが、特徴は伝わったでしょうか。着倒したくなるほどの魅力を少しでも感じていただけたら幸いです。

【関連リンク】
アスペジ
ブレマ
フランコ・プリンツィバリー
デザインワークス
トローヴ

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