食事ダイエット/食べ過ぎた時の対処法

ローフードダイエットとは?週末ダイエットの効果とやり方をご紹介!

加熱したものは摂らず、生の野菜や果物をメインに食べる「ローフードダイエット」。この方法を週末だけ実践することで、体のむくみを取り、解毒作用を促すのに役立ちます。美容面だけでなく、疲れやすさや体の重さなどの健康面でもうれしい効果が期待できます。

和田 清香

執筆者:和田 清香

ダイエット・ボディケアガイド

食べ過ぎは早めにリセットがダイエットの鉄則です!

ローフードダイエットで食べすぎをリセット

ローフードダイエットで食べ過ぎをリセット

暴飲暴食が続き、「体が重くなった」「むくみが取れない」「吹き出物が増えた」などと感じた時は、週末の3日間を使って行う「ローフードダイエット」がオススメ。

そこで今回は、週末を活用して手軽に行える「週末ローフードダイエット」の方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
 
<目次>

「ローフードダイエット」とは?

「ローフードダイエット」のコツは生野菜や果物をたくさん食べること!

「ローフードダイエット」のコツは生野菜や果物をたくさん食べること!


「ローフードダイエット」とは、NYから流行り始めたもの。そもそも「ローフード」とは加工されていない生の食材を指し、そのローフードをメインに食べるのが「ローフードダイエット」です。

私たちの体は、食べたものを消化&解毒するために体内で酵素を作っていますが、酵素は加熱(およそ47度)により死んでしまいます。そこで、火を入れていない食材のみ(野菜、果物、ナッツ類が中心)を食べることで、体が酵素を作り出すエネルギーを最小限に抑え、貯蓄したエネルギーを体内のデトックスや新陳代謝を上げるために使うよう促すのが「ローフードダイエット」の痩せ理論となります。

また、ローフードは加熱した普通の食事に比べると、消化する際に体にかかる負担が少なくてすむのも特徴。これにより、内臓器官に休息を与え、暴飲暴食などで疲れた内臓機能を取り戻すことができ、結果「体が軽くなる」「むくみが改善する」「毒素が排出されて肌の調子がよくなる」など、さまざまな効果が期待できるというわけです。


■ローフードダイエット中に食べて良いもの
・果物&生で食べることができる野菜
・低温処理のドライフルーツや海藻類
・納豆、味噌、醤油、豆腐
(*一旦加熱されているが、その後も発酵を続けるのでOK)
・ナッツ類
(*生のナッツの場合、一晩水に浸し酵素抑制物質を除去)
・発芽させた豆、穀類
(例:スプラウト、発芽玄米を粉に挽いてお菓子やピザ生地に、ふやかしてサラダやスープに使う)

■ローフードダイエット中に食べてはいけないもの
・生の肉や魚
(*通常は食べてもOKだが、今回は週末のみなので控える)
・煮物、揚げ物、炒め物等、熱を使って処理した料理
・加工食品
 

「ローフードダイエット」のメリット

ローフードダイエットの場合、生の食材であれば量やカロリーを気にせずたっぷり食べて良いのがメリットです。サラダやフルーツをお腹がいっぱいになるまで食べることができるので、空腹によるストレスに耐える必要がありません。

でも、「サラダだけではすぐにお腹がすいてしまう……」という場合は、お腹に溜まりやすい食材、例えば果物ならバナナ、サラダにはアボカド、豆腐、納豆、ナッツを入れたりするとよいでしょう。また、小腹がすいた時には間食として、ドライフルーツがオススメです。

また「ローフードダイエット」は、食材そのものの味を楽しむものなので、手の込んだ&面倒な料理の下ごしらえをする必要がないのもメリット。毎日忙しく、料理を作る時間のない人にも好都合です!
 

「週末ローフードダイエット」の実践方法

朝食にはフレッシュジュースがオススメ!

朝食にはフレッシュジュースがオススメ!

金曜日の夜から日曜日の夜までローフードを食べる「週末ローフードダイエット」の実践方法を紹介しましょう。2日半でも、消化活動を休ませることで体内のデトックスが促され、体が軽くなり爽快感が味わえると思います。

<朝食例>
朝食には果物や野菜で作ったフレッシュジュースがオススメ。

・便秘解消ジュースのレシピ
(※ミキサーで作ります)
パイナップル50g・バナナ1/3・セロリ15g・ハチミツ小さじ1・水150cc

・代謝アップジュースのレシピ
グレープフルーツ1/2・パイナップル50g・生姜1g・ハチミツ小さじ1・水100cc


<昼食例>
昼食はサラダをたっぷり食べましょう。納豆、豆腐、わかめ、切干大根などを取り入れれば、満足感もアップします。

ドレッシングは市販のものでもOKですが、保存料や塩分の多いものは控えたほうがベター。オリーブオイル、バルサミコ酢、レモン汁、塩、黒こしょうなどをかけて食べたほうが、野菜の味が引き立ち、ダイエットにも効果的です。また、生姜やニンニクを混ぜれば、味にパンチが効くのでオススメです。

<夕食例>
夕食もサラダを中心にたっぷり食べます。ただ、「冷たい野菜ばかりでは体が冷える!」という時は、加熱した野菜(茹でる&蒸す)とサラダを一緒に食べるのもよいでしょう。

例えば、茹でたほうれん草、人参、キノコ類などを海苔で巻いた「野菜海苔巻き」や、温かい野菜スープ×サラダでもOKです。

ローフードの定義を正確に守って全ての食材を生で食べるとなると大変なので、「週末ローフードダイエット」期間中は、野菜中心の食事に酵素を豊富に含む生の食材を取り入れる方法をオススメします。
 

「ローフードダイエット」はアンチエイジング効果にも期待大!

「ローフードダイエット」で体の内側からクリーンに!

「ローフードダイエット」で体の内側からクリーンに!


週末だけの「ローフードダイエット」を実践した後、まだ続けられそうだと思ったら、1週間~10日間続けてみましょう。より新陳代謝が活発になることで、全身のむくみが取れるだけでなく、フェイスラインやお腹周りがほっそりと小さくなることでしょう。

美容面で肌のくすみが一掃され、肌に透明感やハリが出てきたり、そのほか、健康面で疲れにくくなったり、風邪をひきにくくなったり、お通じがよくなったりするなどの効果も期待できます。まずは「週末ローフードダイエット」で内側からクリーンにして、疲れた体を軽くして、元気を取り戻しましょう!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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