注文方法は「成行」か「指値」が基本

注文方法の基本は「成行」と「指値」です。

成行とは、まさに今、動いている為替レートのタイミングを狙って「買う」か「売る」かだけの注文を出す方法で、指値とは、事前に「いくらの値段で買う」もしくは「いくらの値段で売る」というように、レートを決め、その値段に達したら約定されるという注文方法です。

基本的に成行の場合、素早く約定されるというメリットはありますが、自分がこのレートだと思って注文を出しても、タイミングがずれて、想定したものとは少しずれたレートで約定されるケースがあります。それを少しでも防ぐのであれば、指値注文が良いのですが、この場合は、そのレートにならないと約定されないため、売買のタイミングを逃してしまうというリスクがあります。

確実に注文を執行させたいという場合には、指値注文よりも成行注文を選ぶとよいでしょう。


自動売買注文でリスクをコントロールしよう

注文方法でもうひとつ注目しておきたいのは、「逆指値」という方法です。

通常、指値注文は、今のレートよりも安いところで「買い」、高いところで「売り」の指値を入れますが、逆指値の場合は、今のレートよりも安いところで「売り」、高いところで「買い」の指値を入れます。

たとえば1米ドル=105円でドル買い注文を出した後、1米ドル=95円でドルの売り逆指値を入れておくと、1米ドル=95円になったところで、自動的に損切りの売り注文を執行してくれます。なかなか自分の判断では損切りができないという場合には、逆指値を利用して、自動的に損切りしてもらったほうが良いというケースもあります。

逆指値の応用として、IFD注文やOCO注文、あるいはIFO注文といった注文方法もあります。
いずれも、利食いや損切りのための注文を自動的に執行してくれるので、たとえば夜中、自分がパソコンを見ていられないときに、相場が大きく動いた場合のリスク管理に役立てることができます。

外国為替市場は24時間動いているので、自分が為替レートの動きを見ていられない場合は、この手の自動売買が有効です。
 

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文・監修/鈴木雅光

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