「ローソク足」で相場のトレンドを見る

基本的にチャートは「ローソク足」といって、白もしくは黒の箱と、その上下に線を引いたもので表示されます。

白抜きの箱の線は始値に比べて終値が高かったことを、黒抜きの箱の線は始値に比べて終値が安かったことを示します。白抜きの箱の線を「陽線」、黒抜きの箱の線を「陰線」といいます。そして、その箱の上にある線の頂点が高値、下にある線の底が安値になります。

陽線の数が多い局面は上昇相場、陰線の数が多い局面は下降相場になります。まずは、ざっとローソク足を時系列で見て、陽線が多いのか、それとも陰線が多いのか、今がどういう相場の局面にあるのかを把握しておきましょう。

為替相場は、基本的にトレンドに乗ってトレードをする投資家が多いので、上昇トレンドだと判断した場合は買いを、下降トレンドだと判断した場合は売りを優先して、ポジションを取るようにします。

ローソク足のチャートには、1分間の動きを示すものから、1週間、1カ月をひとつのローソクで示すものまであるので、自分の投資スタイルに合ったチャートを見るとよいでしょう。


相場の転換点は「寄せ線」と「移動平均線」でチェック

また、相場の転換点を把握することも大切です。買いで入り、そのまま利益が出ていたとしても、どこかの局面で相場は反転します。その転換点を見誤ると、今まで出ていた利益を失うことにもなりかねません。

相場の転換点を判断するための方法としては、いろいろな方法がありますが、ローソク足でわかりやすく判断する方法としては、2つの見方があります。

ひとつは「寄せ線」といって、たとえば下降トレンドのボトム近辺で十字のローソク足が出た場合、そこが下降トレンドの転換点になり、そこから先は上昇トレンドに入っていく可能性が高まります。

もうひとつは「移動平均線」を見る方法で、たとえば短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上に抜けた場合、トレンドが上昇方向に転換していく可能性が高まります。

チャート分析の方法は、これら以外にもたくさんありますが、一度に全部を覚えようとするのは至難のワザですから、まずはこの2つを参考にして、相場の転換点を見きわめるトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。
 

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文・監修/鈴木雅光