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余ったボーナス、使い方次第で運命が変わる!

余ったボーナス、使い切るのはダメですよ。貰えるだけでも嬉しいボーナス。でも、ついつい使ってしまいます。どのように考えたら、貯蓄にまわせるのか。そもそも、どうして貯蓄をしたほうがいいのかをご紹介します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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ボーナスを使い切るのは単なるムダ遣い

年に2回のボーナス、普段には買えない大きな買い物やローンの返済、貯蓄など使い道がほとんど決まっている人が多いでしょう。
 
ボーナスが余ったらどうする

ボーナスが余ったらどうする



予定通りお金を使い分けても、まだお金が手元に残っている時「パーッと使っちゃおう!」と思う人がいるかも。でも、ちょっと待って! 目的がお金を使うことなら、これは散財です。その時は消費欲が満たされるかもしれませんが、将来に何の貢献もないムダ遣いです。

そしてこのコロナ禍、ボーナスが減額や無しの人も多くいます。ボーナスが出ただけでも有難いことです。この貴重なボーナス、しっかり考えて使い道を考えてください。
 

たかが5万円、されど5万円

たとえば、手元に5万円が残ったとしましょう。ボーナスの金額からすれば、ちょっとしたお金かもしれません。でも、半年で5万円貯めようと思うと、1カ月に 8,350円も貯めなくてはいけません。

毎月の収支を考えた時、8,000円の節約は大変なことです。「50万のうちの5万円」と軽く思うのではなくて、「月数千円の節約を考えての5万円」と考えてみましょう。

また、このお金を将来何に使うか、使い道を決めるのもポイントです。新婚旅行でのお土産代、マイホーム購入時の頭金などです。このように考えると、前向きな気持ちで具体的に何かをイメージしながら貯蓄をすることができます。

また、新型コロナウイルスの影響で仕事自体が減る、なくなるという状況に直面するかもしれません。その時のために、まずは3カ月分の生活費を貯めておきたもの。将来への安心のためと考えると取り組みやすいですね。
 

ボーナスはいつもあるわけではない!

そして一番おさえておきたいのが、ボーナスはいつでもあるものではないということ。このコロナ禍でボーナスが減額や支給ゼロといったニュースも多く出ています。明日は我が身かもしれないということを忘れずに。今回もらったボーナスの金額がいつまで続くかもわからないということ。

手元の数万円、数十万円分が一気にダウンすることも充分考えられます。もしかしたら、全て無くなるかもしれません。こう考えると、この余ったお金というのは、とても貴重なものに思えてきませんか?

将来のボーナスは余るどころか、必要な出費をまかなえなくなるかもしれないということです。余ったボーナスを使い切っていては、今後の出費に耐えられないお財布事情になるかもしれませんよ。しっかり予算を決めて、大切に使う。それでも残ったら、迷わず貯金するようにしましょう。

余ったボーナスがある方、使い切ってしまう前にお金の使い道を少し考えてみてはいかがでしょうか?

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