掃除/掃除関連情報

落書き、シール、いたずら汚れの落とし方

小さな子どもを育てていながら、何の汚れも傷もない住まいなどは滅多に見られるものではありません。落書きされたりシールを貼られたりも日常茶飯事! 親は負けじとお掃除しましょう。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

シール椅子

なかなか酷い惨状の子ども椅子ですが……

小さな子どもを育てていながら、何の汚れも傷もない住まいなどは滅多に見られるものではありません。もちろん「絶対ダメ!」と厳しく躾ければ別なのかも知れませんが、落書きやシール程度のイタズラは、命にも関わりませんし、ね……。

ただ、まぁ限度というものもありますので「さすがにこれはヒドイ」となったら大人の出番です。やれるところまで「いたずら汚れ」、お掃除とお手入れで綺麗にしてみましょう。今回はそんなノウハウをお伝えします。

用意するもの

  • キッチンペーパー、ティッシュペーパー
  • 化粧用コットン
  • マニキュアリムーバー(除光液)
  • 食酢かクエン酸水
  • 消毒用エタノール(できれば、無水エタノール)
  • メラミンスポンジ
  • 水道水
  • 使用済みのプラスティック製カード類

注意すること

汚れの原因や、付着したモノ、付着してからの時間等、個々のケースは異なり、汚れ落としを試してみても、全く汚れが落ちない場合もあります。また、元々の塗装や、素材が汚れ落としのプロセスで傷んだり変色する可能性もあります。どうか個々のご判断にて実施されてください。

落書き汚れを落とすには

落書き

白い椅子に謎の模様。水性か油性か定かでないペンによるものと思われます

大人にとっては「勘弁してくれ」ですが、小さな子どもにとって、白い壁や家具は「お絵描きしたい!」魅惑のキャンバスなのでしょう。でも、叱られても叱られても落書きに興じていたようなイタズラっ子は、絵の才能を発揮することが多いような……


クレヨン(油性)の汚れ

マニキュアリムーバーを化粧用コットンに少量湿らせ、コットンに汚れを染み込ませるような意識で、狭い範囲ずつ、汚れを緩めながら擦り落としていきます

常に綺麗なコットンを使っていくことと、リムーバーは心持ち多めに湿らせるのが綺麗に落とすコツです

マニキュアリムーバーで拭き取る

マニキュアリムーバーを染み込ませたコットンで拭き取ります

サインペン(水性)

水道水で軽く湿らせたメラミンスポンジで、汚れを削り落とすような意識で、狭い範囲ずつ擦り落としていきます

メラミンスポンジで落ちにくい汚れは、クレヨン同様、マニキュアリムーバー+化粧用コットンを試してみてください



ボールペン(油性)

無水エタノールを化粧用コットンに少量湿らせ、汚れを溶かすような意識で擦ります。ただ、あまりよくは落ちません

すっきり

ペンでの落書き汚れがスッキリ! ついでに脂性の手垢なども落ちてしまいました

エンピツ

消しゴムで擦りましょう。水で軽く湿らせたメラミンスポンジを試してみるのもよいです

原因不明

水で軽く湿らせたメラミンスポンジで、狭い範囲ずつ擦ってみましょう。落ちが悪い場合は、マニキュアリムーバーで試してみましょう


次のページではシール汚れを落とします >>

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