イタリアンの基本/簡単イタリアンレシピ

ズッパディペッシェとは!ナポリの漁師料理レシピ

イタリアンの定番のひとつ「ズッパディペッシェ」のレシピをご紹介します。このお料理は特別そうに見えてそうではない、漁師のごった煮料理なのです。あり合わせのお魚でできる簡単メニューですので、ぜひお試しください。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

ズッパディペッシェとは!ナポリの漁師料理レシピ

所要時間:60分

カテゴリー:汁物・スープ・鍋スープ

ズッパディペッシェ、ナポリの漁師料理レシピ

ズッパディペッシェは一見高級料理のように見えますが、実はこれ、漁師のごった煮料理と言っても過言ではありません。ナポリ近郊でとれるお魚を鍋に入れて、トマトと白ワインで煮るだけのシンプルメニュー。あり合わせの魚といっても、貝、甲殻類、魚というバランスは大事です。お鍋シーズンに、ぜひこのズッパディペッシェはいかがでしょうか?
 

ズッパディペッシェの材料(ズッパディペッシェ)

ズッパディペッシェ
ムール貝300g
あさり200g
たら200g
やりいか200g
白身魚ほうぼう1~2尾
えび有頭4尾
すみいか1杯
トマト水煮缶1缶
白ワイン200cc
ニンニク2片
適量
エクストラバージンオリーブオイル適量
バゲット適量
ほうぼうやタラなど、手に入らない場合は、スズキ、タイなど、白身魚で味のしっかりしているものを選びます。ただし、骨付きのまま煮込みます。いかは、すみいかがなければ、やりいかだけでもOKです。ムール貝が手に入らない場合は、アサリだけでもOKですし、ホタテ貝や蛤などを追加しても美味しくいただけます。

ズッパディペッシェの作り方・手順

ズッパディペッシェ

1

ほうぼうは内蔵をキレイに処理する。あさりはしっかり塩抜きする。ムール貝はキレイに掃除する。いかは中わたと骨を取り除き、足と甲だけにする。甲はできるだけ皮を取り除き、食べやすいサイズに切る。たらも食べやすい大きさに切る。有頭えびは殻を取り除き、背わたを取り除く。<br />
ほうぼうは内蔵をキレイに処理する。あさりはしっかり塩抜きする。ムール貝はキレイに掃除する。いかは中わたと骨を取り除き、足と甲だけにする。甲はできるだけ皮を取り除き、食べやすいサイズに切る。たらも食べやすい大きさに切る。有頭えびは殻を取り除き、背わたを取り除く。

2

大きめの厚底鍋に、ニンニク、粗みじん切りにしたたまねぎ、オリーブオイルを入れ、中火にかける。<br />
大きめの厚底鍋に、ニンニク、粗みじん切りにしたたまねぎ、オリーブオイルを入れ、中火にかける。

3

2のたまねぎがしんなりしたら、いかを入れ、白ワインを加え煮立てる。<br />
2のたまねぎがしんなりしたら、いかを入れ、白ワインを加え煮立てる。

4

ほうぼうとたらを入れて、トマト水煮缶の崩したトマトを加える。軽く塩をし、一煮立ちさせる。<br />
ほうぼうとたらを入れて、トマト水煮缶の崩したトマトを加える。軽く塩をし、一煮立ちさせる。

5

えび、あさり、ムール貝と水200ccを注ぎ入れ、フタをして、30~40分程弱火で煮込む。お皿に盛り、イタリアンパセリをふり、軽く焼いたパンを添える。<br />
えび、あさり、ムール貝と水200ccを注ぎ入れ、フタをして、30~40分程弱火で煮込む。お皿に盛り、イタリアンパセリをふり、軽く焼いたパンを添える。

ガイドのワンポイントアドバイス

結構煮込みますので、味が濃くなります。塩加減に気をつけてください。切り身魚しか手に入らない場合は、水ではなく、魚のブイヨンを追加すると、コクが出ます。一緒にじゃがいもなどの野菜を煮ても、美味しくいただけます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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