イタリアンの基本/パスタ・リゾットのレシピ

ラザニア生地のアレンジレシピ!リコッタとほうれん草のカンネローニ

もっと代わり映えのする、手が込んでいるように見える一品を! という時におススメなのがカンネローニです。ラザニア生地を使うので、簡単にアレンジができ、イタリアではお客様をお招きする時、よく出されます。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

ラザニア生地のアレンジレシピ!リコッタとほうれん草のカンネローニ

所要時間:45分

カテゴリー:ご飯・麺・粉物パスタ

ラザニア生地をアレンジ! とっても簡単なおもてなし料理

パスタ料理では特別感がなく、さりとて手打ちパスタは面倒。そんな時におススメなのがカンネローニです。ラザニア生地を使用し、くるくるっと巻いて、オーブンに入れるだけの料理ですが、取り分けしやすいだけでなく、少し手が込んでいるように見えます。イタリアでは、来客がある時や、パーティシーズンなどによく調理されます。今回はほうれん草とリコッタチーズを詰め物にした、ライトなカンネローニ(カンネローニ・マーグロ)をご紹介します。
 

ラザニアを使ったカンネローニの材料(4人分)

カンネローニ
ほうれん草2束
リコッタチーズ1パック
適量
エクストラバージンオリーブオイル適量
パルメザンチーズ適量
ベシャメルソース
牛乳200cc
薄力粉大さじ2杯
無塩バター5g
エクストラバージンオリーブオイル大さじ1杯
適量
ナツメグ適量

ラザニアを使ったカンネローニの作り方・手順

カンネローニ

1ほうれん草を弱火で20分煮る。

ほうれん草は葉の部分だけをちぎり、水でよく洗って、水気をよく切らないで、適度に水気が残る位で鍋にいれ、水20ccを加え、フタをして、弱火で20分煮る。
ほうれん草は葉の部分だけをちぎり、水でよく洗って、水気をよく切らないで、適度に水気が残る位で鍋にいれ、水20ccを加え、フタをして、弱火で20分煮る。

2ほうれん草をみじん切りにする。

1の蒸し茹でしたほうれん草は粗熱を取った後、水気をぎゅっと絞り出し、みじん切りにする。
1の蒸し茹でしたほうれん草は粗熱を取った後、水気をぎゅっと絞り出し、みじん切りにする。

3混ぜ合わせる。

ボウルに2のほうれん草とリコッタチーズ、塩ひとつまみを入れ、よく混ぜ合わせる。
ボウルに2のほうれん草とリコッタチーズ、塩ひとつまみを入れ、よく混ぜ合わせる。

4ラザニアをアルデンテに煮る。

塩をして沸騰した湯でラザニアをアルデンテに煮る。煮えたら、よく湯を切り、広げてさましておく。
塩をして沸騰した湯でラザニアをアルデンテに煮る。煮えたら、よく湯を切り、広げてさましておく。

5ラザニアのはじにソースをしき、くるくると巻く。

広げたラザニアのはじに、3のソースをしき、くるくるとのり巻きの要領で巻く。
広げたラザニアのはじに、3のソースをしき、くるくるとのり巻きの要領で巻く。

6焼き皿にラザニアを並べる。

焼き皿にオリーブオイル(分量外)を軽く塗り、5の巻いたラザニアを並べる。
焼き皿にオリーブオイル(分量外)を軽く塗り、5の巻いたラザニアを並べる。

7200℃のオーブンで15分程焼く。

6の上にベシャメルソースをまんべんなくかけ、すりおろしたパルメザンチーズ、パン粉、オリーブオイルをまわしかけ、200℃のオーブンで15分程焼く。好みで刻んだイタリアンパセリをふる。
6の上にベシャメルソースをまんべんなくかけ、すりおろしたパルメザンチーズ、パン粉、オリーブオイルをまわしかけ、200℃のオーブンで15分程焼く。好みで刻んだイタリアンパセリをふる。

ベシャメルソース

8弱火にかける。

厚底鍋に、オリーブオイルとバター、ふるった薄力粉を入れ弱火にかけ、だまにならないようによく混ぜ合わせる。
厚底鍋に、オリーブオイルとバター、ふるった薄力粉を入れ弱火にかけ、だまにならないようによく混ぜ合わせる。

9牛乳を少しずつ注ぎ入れる。

牛乳は少しずつ注ぎ入れ、その度にだまにならないようによく混ぜ合わせる。ほんの少しずつ入れて生地をのばしていく感じにする。牛乳を全部注ぎ入れたら、ナツメグと塩ひとつまみを入れて、火を止める。
牛乳は少しずつ注ぎ入れ、その度にだまにならないようによく混ぜ合わせる。ほんの少しずつ入れて生地をのばしていく感じにする。牛乳を全部注ぎ入れたら、ナツメグと塩ひとつまみを入れて、火を止める。

ガイドのワンポイントアドバイス

カンネローニは器の長さに揃えてラザニア生地を切っても構いません。長く作っても、食べる時に半分に切る等工夫をして、キレイに盛りつけでできます。イタリアではカネロニ用のパスタも販売されていますが、ラザニアでもできます。好みで、ギュイールチーズなどの伸びるチーズをふっても美味しくいただけます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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