文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
 

男を上げてヘアケアも!
一石二鳥な鍋レシピ

鍋料理イメージ

冬といえば、やっぱりこれですね

秋~冬の食卓に欠かせないお鍋は、身体が暖まるだけでなく、肉、魚、不足しがちな野菜までたっぷりバランスよくいただける優れた料理です。栄養バランスが優れているということは、抜け毛・薄毛予防に効くだけでなく、育毛・発毛も促進してくれる可能性が高く、「男のヘアケア」向きでもありますね。

ただ、ひとくちに鍋料理といっても多種多様。寄せ鍋、水炊き、湯豆腐、もつ鍋、ちゃんこにかき鍋……ご存じの通り、実にさまざまな種類があります。
そこで私がご紹介したいのが、抜け毛・薄毛予防、育毛・発毛促進に特化した当サイトのスペシャル鍋! 材料をそろえれば、後は切って煮るだけですから、どんなに料理が下手な男性でも大丈夫。ご家族や彼女につくってあげて感謝されつつ、ヘアケアもできる一石二鳥の鍋レシピ、ご紹介します。


「若々しい髪をキープ!いわしのつみれ鍋」

発毛、育毛のカギを握るタンパク質の代謝に不可欠なビタミンB6を多く含むいわしを効率的にとることができます。つみれは手づくりで。決して難しくはありません。材料を混ぜてしまえば、あとはだんご状に丸める必要はなく、スプーンですくって煮るだけでOKです。
 


つみれ鍋材料

つみれ鍋の材料はこんなかんじです

【材料】(2~3人分)

(いわしのつみれ)
いわし(スーパー、魚屋に頼んで3枚におろしたもの)……6尾
ゆず……1/2個分

(A)つみれ用調味料

ねぎ(みじん切り)…… 10センチ分
片栗粉……大さじ1
卵……1/2個
生姜(すりおろし)……1片
醤油……大さじ1/2

(B)スープ
だし汁(顆粒だしの素を使用)……4カップ
醤油……大さじ2
みりん……大さじ1
酒……大さじ1

(その他)
ごぼう……1/2本
かぼちゃ……1/8個
豆腐……1/2丁
春菊……1束
白菜……1/8個
えのき……1/2袋
しらたき……1袋
※野菜類は冷蔵庫の残りものでもOK!ごぼうはささがきにして、その他の野菜は食べやすい大きさに切っておく


【作り方】

1:いわしを包丁で細かくたたく。

2:ゆずは皮をすりおろしてから果汁を絞り、いわし・(A)と一緒に混ぜる
 
 



完成したつみれ鍋

つみれ鍋、完成!ポン酢などでお召し上がりください。

3:土鍋にだし汁と(B)を投入し、強火にかける。

4:
沸騰したら火を中火に落とし、つみれをスプーンでひと口大にすくって投入。その他の野菜類が好みの固さになるように入れていく。数分煮ればできあがり。



【ポイント】

つみれは卵を加えているのでふっくらと仕上がります。固めが好きな人は片栗粉をやや多めに入れましょう。しらたきは鍋に入れる前に軽く湯通ししておくと、臭みが消えます。こんなひと手間でお鍋がぐっと美味しくなりますよ。

また、ささがきごぼうは直接お鍋へ入れてください(面倒ならささがきにされた状態のごぼ?がパック詰めになって売っていますのでそれでももちろんOK)。ごぼうを調理する際は、アクヌキのためにいったん水にさらすのが一般的ですが、これはNG!とごぼうには保湿作用、脱毛やフケ予防、血行促進作用があるサポニンが含まれており、このサポニンは水にさらすと水に溶け出してしまう性質があるからです。

つみれ鍋シメ

つみれ鍋のシメにはお蕎麦がオススメ!

そして、シメにはお蕎麦をご提案します。鍋のシメといえばぞうすいやうどんなどが定番ですが、蕎麦は髪の毛と頭皮の健康を促進するミネラルが豊富に含まれているので、薄毛男性にはおすすめのシメ素材になるからです。

乾麺を袋の表示よりもやや短い時間で固めに茹でた後、鍋に投入して軽く煮てからお召し上がりください。
食べる直前には、七味唐辛子、あるいは柚子こしょうをお好みでどうぞ。


次ページでは、豆乳ベースのヘルシー鍋をご紹介します!



「髪への栄養たっぷり、男のごま豆乳鍋」

ごま豆乳鍋

見た目もカラダに良さそうなごま豆乳鍋

冬の鍋料理の代表選手のひとつに「キムチ鍋」がありますが、その真逆(?)となりそうなお鍋です。ごまの風味と豆乳の優しい味で、彼女も家族も皆ほっこり♪ 味あっさりめの和風クリームシチューといったお料理です。

材料のメインとなる豆乳の原料の大豆は、前ページで紹介したいわし同様、健康な髪の毛や皮膚をつくるビタミンB6を多く含んでいます。また、消化吸収に優れていて、これからの忘年会シーズンで疲れてきそうな胃腸に優しいこともおすすめの理由です。

 

ごま豆乳鍋材料

ごま豆乳鍋の材料はこんな感じです

【材料】(2人分)

(A)
水……2カップ
鶏がらスープの素……小さじ2
塩……適量(お好みで)
にんにく(おろしたもの)……1片分

(B)
豆乳……2カップ
すりごま……大さじ3

(その他)
鶏もも肉……1枚
牡蠣……10個
ほうれん草……1/2束
白菜……1/8個
しいたけ……2個
しめじ……適量
にんじん……1/2本
厚揚げ……1/2丁
※野菜類は冷蔵庫の残りものでもOK!鶏もも肉はひと口大に、野菜、厚揚げは食べやすい大きさに切っておく


【作り方】
1:土鍋に(A)を入れて温める。

2:
具材を肉、しらたき、野菜(固いものから)の順で入れる。野菜の固さはお好みで。

3:具材に火が通ったところで、(B)を入れ、煮立たせない火加減のところでいただく。

ごま豆乳鍋シメ

ごま豆乳鍋のシメはラーメンで。みそのスープの素が味を変えるので、飽きることなく食べられます

4:シメはラーメンで。残ったスープに市販のみそラーメンスープを入れ、麺を入れる。ごま豆乳とみそが絶妙のハーモニーを醸し出します。麺固さはお好みで。仕上げにラー油をたらしてもおいしいですよ。





【ポイント】

豆乳は火を通しすぎると、含まれているタンパク質が凝固して、モロモロと分離して舌触りが悪くなってしまいます。したがって、具材に火がとおってから最後に入れるのがポイントです。その後も火加減に注意して沸騰させないようにしてください。

また、最後にお醤油をたらすとぐっとコクが増しますので、お好みでどうぞ。

牡蠣は、髪の毛の発育に必要な亜鉛・銅が豊富に含まれる具材。旬の品としておすすめします。ただし、煮過ぎてしまうと固くなるのでご注意ください。
 



ごま

昔からカラダに良い食材の代表選手だった「ごま」は髪と頭皮にも効く!

そして、この鍋のもうひとつの主役であるすりごまはビタミンEを豊富に含み、血行を促進して、皮膚や頭皮に酸素と栄養を供給します。

さらに、ごまに含まれている「リグナン」という抗酸化成分も近年注目されるようになりました。リグナンの多くを占めているセサミンは肝機能強化や動脈硬化予防に効果大とのこと。これからの忘年会、新年会シーズンに向けて何かと心強いかもしれません。

ただし、主成分が脂肪なので、100gあたり578カロリーと高め。髪の毛、頭皮にとっては良い仕事をしてくれるのですが、食べ過ぎにはご用心を。

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というわけで、今回はお鍋2種をご紹介しました。秋冬シーズンのカンタン男子ゴハンで男を上げることができ、なおかつ髪と頭皮も好影響をもたらす鍋料理に、ぜひ、挑戦してください!

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。