ビフォー・アフター：クローゼット編(3ページ目)

バッグは気軽に掛けて見せて

その日の予定に合わせて服を選びたいと思うように、バッグも着替えたいと思うのは女性ならではの楽しみのひとつ。ところが、一目惚れして買ったバッグやお洒落着にあわせるつもりで買ったバッグなど、次々と増えていくばかり。収納は頭の痛い問題です。しかも、バッグは服のようにたたんでコンパクトにすると型くずれが心配。かといって箱に入れて大事にしまいすぎると、いつまでも活用できないままになってしまいます。

そこで出番の多いバッグは、すぐに手にとれるような場所と方法を考えることにしましょう。ここで先ほど服を整理したおかげでできた、パイプの空きスペースが役に立ちます。もともと吊り下げラックを使ってキャミソールやタンクトップをしまっているとのことでしたので、その隣にバッグ専用のラックを吊り下げて、よく使うバッグをおさめました。

さらに幸いなことに、この家のクローゼットはウオークインスタイルで、収納につかえる壁面があります。その壁面にラックをハシゴ状に立て掛けて、お気に入りのバッグを引っ掛けることに。この方法なら、部屋のなかでディスプレイ兼用の収納にも使えます。こうして目につく所にあれば、じゃんじゃん使えますし、うっかり似たようなバッグを買ってくるような失敗も減らせます。

これで普段使いのバッグがほとんど収納できます。残りのバッグは、収納ケースに入れて管理しましょう。ただしこの際ですから、使う見込みのないバッグは処分することも考えてみてください。さてここまで片付いてきたら、あとは天井に近いところにある棚を整理しましょう。