医療保険には様々なタイプがあるので、貯蓄性の有無から掛け捨てタイプと貯蓄タイプに分けたり、保険期間の長短から終身タイプと定期タイプに分けたりすることがよくあります。また保険期間の設定方法から終身型、更新型、全期型に分ける場合もあります。今回は、以前取り上げた終身型の終身型医療保険の見直し時は?、更新型の更新型医療保険の見直し時は?に続いて、全期型の医療保険の新規加入や保障の見直しについてポイントをまとめてみました。

全期型医療保険の特徴 

保障の見直しをした方が良いのかな?

保障の見直しをした方が良いのかな?

全期型の保険とは、保険期間が60歳までや65歳までのように契約で定められた一定年齢(歳満了)までの設定になっているような保険のことを一般的に言います。この場合、終身は含めません。

更新型とは似ていますが、更新型は10年間や20年間などのように一定期間(年満了)の設定になっています。そして更新型は同じ期間(保険期間10年なら次も10年)の更新が可能であるのに対し、全期型には更新という手段がありません。

最近発売の医療保険は終身型や更新型が多く、全期型は種類が限られます。ただ、10年くらい前は70歳までの全期型に加入する人も多く、さらに前の定期保険特約付き終身保険(定期付き終身)が主流だった時代では、多くの人が特約で全期型の医療保障を付けて加入していました。 

保険を使う時に保障がないかも!? 

我々日本人は何歳の時に病気・ケガで入院や手術をする確率が高いのでしょうか?厚生労働省の平成20年患者調査では年齢階級別にみた受療率を調査しています。 

年齢階級別にみた受療率

年齢階級別にみた受療率

その内容をみると調査日時点での受療率(特に入院)は、高齢になるほど累進的に上昇していることがわかります。入院では30~34歳と比べて65~69歳は約5倍、80~84歳では約15倍にもなります。外来(通院)においても、30~34歳と比べて65~69歳は約3倍、80~84歳は約4倍にもなります。

年齢による受療率の違いは、医療保険に加入して何歳の時に給付を受ける確率が高いかと一致します。全期型の保険では60歳まで・65歳まで・70歳まで保障の場合が多いですが、確率からすると本当に保険が必要なのは保障期間が終わった後なのかもしれません。



定期付き終身の保障の見直し時期は?