11月は中間決算の発表が本格化する月です。株価は各社の決算発表を反映して動きやすい月だと言えるでしょう。今回は11月の株式市場の動向について過去の株価データから統計的に検証してみました。

11月の株価は下がりやすい傾向

まずは11月の株価の傾向を調べるため日経225採用銘柄を対象に以下の条件で簡単な検証を行いました。

■買いルール
10月末の翌営業日に成行注文で買い

■売りルール
30日経過後のよく営業日に成行注文で売り

検証の結果は以下の通りです。
11月の成績

11月の成績


・勝率: 42.37 %
・勝ち数: 1,673 回
・負け数: 2,276 回
・平均損益(円): -3,178 円  平均損益(率): -1.59 %

上記の結果より、勝率が42%と低いことや平均損益がマイナスになっていることを考慮すると、11月の株価は下がりやすい傾向にあるといえます。

なお11月に株価が下がりやすい要因のひとつとして、企業の中間決算発表があるでしょう。長年の景気悪化で、中間決算発表時に企業の業績が予想よりも伸び悩んだケースが多いことが要因として考えられるのではないでしょうか。

次のページでは、株価が下がりやすい11月でも、逆に好調だった銘柄について調べてみました。