強引な露出は却ってマイナス?

こないだ、ビートルズのリマスター版リリースのイベントに、ピースとジャルジャルがセットで登場してました。名づけて「吉本のビートルズ」だそうで、いやー言ったもん勝ちだなぁと思いながら、芸能ニュースを見てましたが、ピースはいいとして、ジャルジャルってどこら辺でビートルズと絡んでるの?

そう思ったのは、当ガイドだけじゃなかったようで、ニュース映像も大部分はピースに集中(それも又吉の方へ)。ジャルジャル自体は、むしろ好きな方ですが、無理な露出の仕方をすると、却って損になるという好例だったのでは。

何でも、ジャルジャル後藤は子どものころからビートルズファンだったとか。もし、爆笑のビートルズ・エピソードとかあるなら、そっちを聴きたかった気はしますが…。

つかみに「ビートルズ」を使うコンビ

個人的には「吉本のビートルズ」といえば、この人たちを最初に思い浮かべてしまいます。そう、2丁拳銃の二人。アイビールックに身を包んで「こんにちはビートルズです」というつかみ。「分かるけど、ビートルズの誰やねん!」と突っ込みたくなるところが、とても良いです。

2丁拳銃とピースの4ピースユニットなら「吉本のビートルズ」と名乗る資格が充分あると思うんですが(重ねて申し上げますが、ジャルジャルについては、一切悪感情はありません!!)。ビートルズっぽいといっても、時代がバラバラなところが、味があっていいじゃないですか。

ひょっとして、後輩のピースと組むのに違和感を感じて、2丁拳銃の方が断わったのかもしれないけれど、そうでないなら、この組み合わせで行くべきだったのでは。と、外野からポツリと言ってみます。



実力があるがゆえの足踏み?

新旧の芸人がひしめき合っている吉本興業では、キャリア、実力とも十二分にありながら、最大限に発揮し切れていない芸人も少なくありません。93年デビューの2丁拳銃も、その実力から見て、もっと飛躍できるコンビのように思えます。

いや正確には、アイドル顔負けの人気を獲得したこともありました。しかし「関西の芸人は二回売れなあかん!」というセオリーどおり、大阪でブレイクした彼らは、東京進出によって新たなスタートを切りました。

そして、現状はというと。決して悪くはないです。ネタも豊富で、トークも面白いし、「爆笑!レッドカーペット」にも頻繁に出演していて、二度目のブレイクも時間の問題じゃないかと見られていましたが…。

「ちょうどええ」の真髄を極めろ

相次ぐネタ番組の終了は、2丁拳銃だけでなく、ブレイクする力を秘めた若手、中堅芸人に大打撃となりました。その中でも、何か一つきっかけがあれば、そのままメジャーに駆け上れるパワーを持っていた彼らだけに、古くからのファンの一人として複雑な思いがあります。

いま、推しているのは、やっぱり「クイズちょうどええ」のネタだと推察します。もちろん、今のままでもメチャメチャ面白いんですが、例えばフリートークの中でも「ちょうどええ話」が出てくるようになると、芸人トーク全盛のいま、にちょけんらしさが発揮できるんじゃないでしょうか。

一気にスターダムに上りつめた感のあるビートルズも、実は下積みの苦労を重ねてきたことは、ファンやマニアには周知の事実。2丁拳銃の2人も、ここで一気に風を呼び込んで、晴れて「吉本のビートルズ」を名乗ってほしいと、切に願う次第です。
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