中学受験合格のためには塾通いが不可欠

勉強する子供

家と学校での勉強だけで中学受験に合格するのはまれ

私立中学受験入試問題は、小学校での学習範囲を超えた知識を求める出題は避けるようにと文部科学省から指導されているものの、公立小学校の学習のみで合格点に達することが難しいのは事実。最難関中学入試問題になると、現役の難関国立大学生でも苦労する難問が出題されます。

志望校の制服に袖を通し、満面の笑みで入学式の記念写真を撮る彼らのほとんどは、塾通いを経験してきた子どもたち。

「進学塾」。そこは、決して生易しいところではありません。しかし、決して地獄のような場所でもありません。若干12歳の彼らが進学塾で得たものは、志望校の合格だけではない。失敗や挫折を乗り越えた経験、自分を支えてくれた親や仲間への感謝、そして自分の力で人生の新たな一歩を切り拓いた自信なのです。

私立中学を目指すなら専門大手進学塾がまず候補に

大都市圏での中学受験を考える場合に、まず念頭に挙るのが、私立中学でしょう。中学受験の大手進学塾は、開成中学や灘中学といった最難関校から、準難関校、中堅校までを想定して、私立中学受験のために、カリキュラムや成績別クラスを編成していることが多いです。

最難関校や難関校とされる中学の入試問題は、単なる知識や解答テクニックでは太刀打ちできません。自ら考えて表現することができる、中学入学後に「伸びる生徒」を見極める良問(難問)が多いです。このような問題を解けるようになるためには、入試問題の出題意図を読み取って思考力や表現力を重視する教材・テストやカリキュラムを作成している大手進学塾への通塾が有利になります。

「仲間同士の教育力」という言葉があり、子どもたちの学力アップには、身近なライバルの存在が大きな役割を果たします。仲間であるがゆえに一緒にゴールを目指す気持ちが学習向上を生む、と置き換えれば理解していただけるでしょう。

たしかに、塾生同士は仲間であると同時に競争相手でもあります。大手進学塾では、テストの得点によって数ヶ月ごとにクラス分けを行なっていて、塾生同士の競争意識も激しいです。クラスの昇降システムは、「子ども同士もしくは親同士の優越感や劣等感をあおる」との批判もありますが、常に自分の学力と近い仲間と切磋琢磨できる環境ともいえます。下のクラスに落ちたとしても子どもたちは、それをバネに頑張ることが多いもの。クラスの昇降に一喜一憂するのは子どもよりも親であることが多いようです。子どもに余計な優越感や劣等感を感じさせぬよう、親は冷静でありたいですね。


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