運動後の不快感…筋肉痛を最小限に抑えるために

ランニング

筋肉痛は身体にとって必要不可欠な過程の1つ

運動した方がいいと頭では理解していても、どうしても前向きに取り組めない……。運動を避けてしまう理由の一つに、運動後のつらい筋肉痛の不快感を挙げる人も少なくありません。

身体を動かすことは、すなわち筋肉を使うこと。筋肉が伸び縮みすることで、筋線維の細かな部分がダメージを受け、痛みを引き起こすと言われています。痛みが強いとどうしても運動することをためらってしまいますが、運動後の筋肉痛は、壊された筋線維が運動負荷に対して「より強くなる」ために必要な過程なのです。繰り返すうちに、運動負荷に対して筋力が増し、だんだんとより強い運動を行うことができるようになります。

一方で、筋肉痛は、運動後に適切なケアを行うことで、翌日以降の痛みを軽くすることも可能です。具体的には運動後、入浴後のストレッチや、入浴時に湯船で身体を軽くほぐすこと、筋線維の材料となるタンパク質を含んだ食材を摂ることなどが挙げられます。

老化・病気の元? 運動による活性酸素の増加を防ぐ方法

「運動は体内の活性酸素を増やすので、身体に良くない」という話を聞いたことはありませんか? 実はこの話も、ある意味では本当。激しい運動を行うと、大量の酸素を消費するため、老化やさまざまな病気の誘引因子である活性酸素が増えてしまうことがあります。

しかし、これはあくまでも、あまりに過剰な運動を続けてしまった場合のみ。自分にあった適切な運動量であれば、活性酸素によるデメリットを考えて不安になる必要はありません。

逆に運動が習慣化されると、体内で発生した活性酸素を除去する「抗酸化システム」がしっかり働くようになるので、身体に悪影響を及ぼすことは少ないといわれています。

身体へのダメージ! 紫外線による日焼けを防ぐために

日光と紫外線

屋外での運動は必ず紫外線対策を

屋外で運動を行う場合、紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。日光に含まれる紫外線は皮膚の老化を速めるだけでなく、角膜炎や白内障など目にもダメージを与えることがあります。適切な予防法を知り、皮膚や目を保護しながら運動をすることが大切です。
  • UVカット効果の高い日焼け止めを塗って皮膚を保護する
  • 紫外線の多い日中を避け、朝や夕方に屋外で身体を動かすようにする
  • つばのある帽子をかぶる
  • UVカット機能のあるサングラスをかける

運動効果がなかなか現れない…モチベーションを保つには?

体重を計る

運動効果は長いスパンで考えよう

運動習慣をキープすることの最大のウィークポイントは、目に見える効果がすぐには現れないということ。

運動を始めた人が途中で挫折してしまうのは、運動を続けていても変化が現れないと感じることでの、モチベーション低下が原因であることが多いようです。

体重を減らそうと運動していても、なかなか体重が減らない、身体がなかなか引き締まらない、といった状況が続くと、運動を続ける意欲をそがれてしまうことも。

運動による身体の変化は身体の部位や組織によっても変わりますが、少なくとも2~3ヶ月間継続することが必要です。ただし2~3ヶ月間毎日欠かさずというものではなく、自分のペースで続けることが大切です。目に見える変化には数ヶ月を要しますが、身体の中の目に見えない変化は運動を行うことで少しずつ変わっているのです。

このように運動には続けるにあたって気をつけておきたい点がいくつかありますが、運動に伴うさまざまなトラブルの原因をあらかじめ理解し、適切な対応を行うことでよりよい運動効果が得られます。まずは結果を焦らず、日常習慣の中に徐々に運動を取り入れることから始めてはいかがでしょうか。
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