続々と続く値上げに圧迫される消費者の生活

続々と予定される値上げは生活者の懐を圧迫する。
昨今の原油価格や鉱物資源、穀物などの世界的な高騰に端を発した値上げラッシュが止まりません。

原油価格や鉱物資源、穀物などの価格高騰は原材料や輸送コストの増加などを通して多くの産業に影響を与え、幅広い製品で値上げが続いているのです。総務省が発表した消費者物価指数によれば平成20年7月の総合指数は、前月比0.2%の上昇、前年同月比に至っては2.3%もの上昇を記録するなど数字の上でも値上げの影響が証明されています。

個別の製品に目を向けてみると、この9月に値上げされるものだけで、食料品でいえば明治乳業のチーズやマーガリンが最大20%、サントリーの缶ビールが最大5%、松屋フーズの牛丼が8.6%と実に多くの食料品の値上げが予定されています。

また、値上げされるのは食料品ばかりでなく、他の主要産業にまで及びます。NECは6年振りに9月に発売するパソコンの秋冬モデル新製品を値上げすることを発表していますし、他にもトヨタが「プリウス」などハイブリッド車2車種と一部の商用車に限定して値上げすることを決定しました。このトヨタの値上げはモデルチェンジを伴わない値上げとして16年振りという実に異例な事態と言えます。

加えて最新のニュースとして9月8日にはカルビーが主力商品である「ポテトチップス」の約4割にあたる43品目の出荷価格を11月から平均8%値上げすると発表するなど、身近な製品を巻き込んだ続々と続く値上げによって私達の生活が今後も圧迫されることが予測されます。

各社が値上げに走る中、敢えて値下げで対抗する企業も!次ページでは時代の流れに逆らって値下げに挑戦する企業を紹介します。