海辺の写真1
潮騒の音を聞きながら浜辺を散歩する、海辺のリゾートの人気は高い
こんなご相談メールをいただきました。「海辺にある見晴らしのいい中古別荘の購入を検討しているのですが、どんなところに注意すればいいの?メンテナンスは?」という内容のご相談です。

ご相談者が検討されている物件は九州のようですが、ここでは首都圏の海辺のリゾートで知り得た情報と石垣島の情報をお伝えすることにします。


海辺の塩害について

海辺では鉄製のものは、全て錆びてきます。車や自転車、郵便ポストなど大きなものから小物まで、鉄でできていると錆びてきます。錆びてボロボロになる前に、こまめに手入れが必要です。

木造の家なども、クギが使われていると、そこから膨らむように錆びてきます。その点、ステンレス製、アルミ製などは錆びには強い素材です。また海辺の風は塩を含んでいるので、ガラス窓などがベタつくのは日常のことですが、アルミサッシなら錆びないし、洗えば大丈夫です。

ただこの塩害は海からどれくらい離れているかで、その程度も違ってきます。海沿いの平坦な場所で高潮をかぶるような位置だと、結構手入れが大変です。少し離れていても、台風などの時に海のしぶきが飛んでくる場合もあります。洗濯物や庭木など、普段の生活でも大変な思いをすることになるかもしれません。海抜ゼロメートルに近いリゾートは、どんな塩害があるか、地元の人に必ず聞いてみるようにしましょう。

車を塩害から守るには、ビルトインガレージがあります。シャッター付きで確保するのが良いようです。私の知り合いで石垣島に別荘を持っているTさんは、「家を高圧洗浄で、洗う機械があるんだよ。台風が来たあとは、それで家を洗っている」と教えてくれました。首都圏では考えられない作業ですが、海辺の地域ではよくあることなのでしょう。

沖縄、石垣島などは木を使うと白アリにやられるので、家はコンクリート住宅がほとんどです。一方、湘南や熱海、房総などの海辺では、木造住宅もありますから、その地域の気候風土にあった工法で建てるのが得策のようです。

鉄筋の場合、築8年くらいでも建物についてそれほど心配はないようです。が、外壁などにヒビ割れがないかはチェックしてください。ヒビ割れ部分から塩水がはいって錆びているかも知れないからです。

木造、鉄筋、いずれも海辺の場合は、まめに手入れする必要があります。それをしているのと、していないのでは5年、10年後に大きな差が出ることになります。