窓辺
窓や壁、天井、床の断熱リフォームで省エネ住宅を賢くお得に手に入れましょう。
原油の高騰で、生活に関するあらゆるものが値上がりしている昨今、少しでも節約して暮らしたいと思うのは当然のことです。

省エネも立派な節約方法の一つですが、少し前の住宅では断熱材が入っていないこともあり、冷暖房効率が非常に悪いというお住まいも多いのではないでしょうか。

そこで今回は平成20年度の税制改正に盛り込まれた「省エネ改修促進税制」についてご紹介します。これから省エネを考えておられる方には、ぜひ知っておいていただきたい内容です。

平成20年度は省エネ促進リフォームで

CO2削減
地球環境を守るため、もはや家庭レベルにおいても取り組んでいくことが期待されています。
地球温暖化防止に向けて、まずは家庭から排出される二酸化炭素(CO2)を削減するという目的で創設されたのが平成20年度の「住宅の省エネ改修促進税制」です。

これは、平成20年4月1日から12月31日までの間に、自己の居住用家屋について、一定の省エネ改修工事を含む増改築工事を行った場合、そのローン残高(上限1,000万円)の一定割合を、5年間にわたり所得税額から控除するというものです。

従来の「住宅ローン控除」では、住まいの新規取得を前提に作られていたため、借入期間が10年以上と比較的大規模の住宅所得及びリフォームが対象となっていましたが、今回の「省エネ改修促進税制」では、借入期間が5年以上となっているため、非常に利用しやすくなったと言えるでしょう。

たかが2%だけど、これが大きな差に!

「省エネ改修促進税制」は、借入期間5年以上の住宅ローンに対して、省エネ改修工事に係わる工事費用(200万円限度)に相当する借入年末残高の2%が、その他リフォーム工事費用(省エネ改修工事費用と合わせて1,000万円限度)に相当する借入年末残高の1%が、5年間にわたり所得税額から控除されるというものです。

住宅の省エネ改修促進税制
【住宅の省エネ改修促進税制】借入期間5年間以上の工事が対象になっており、省エネのためのリフォームについては控除率も上乗せされています。


窓、床・天井・壁の断熱工事が対象

断熱材
断熱性能の高いサッシと、床・壁・天井の断熱材によって、冷暖房効率の良い居室が作れるのです。
この「省エネ改修促進税制」の対象となるリフォーム工事としては、居室窓の改修や、その工事とあわせて行う床・天井・壁の断熱工事で、その工事費用の合計額が30万円を超えるなどの、一定の要件を満たす必要があります。

つまり部分的な工事ではなく、居室全体を断熱化及び省エネ化するために必要な工事に対しての特例制度となっており、リフォーム後の住宅全体の省エネ性能が、リフォーム前よりも改善されることが条件となっているのです。

次のページでは、省エネ改修でさらに得する固定資産税のお話と、気をつけておきたいポイントをご紹介します。