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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

キーワードは“別々”? 完全同居とどう違う?二世帯住宅(2ページ目)

皆さん『同居』に対して、どんなイメージをお持ちですか?気が重くなる方も多いのでは?今回はそんなあなたのために『完全同居』と『二世帯住宅』の違いをご紹介します。これで『同居』も怖くない?

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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精神面におけるプライバシーの確保

個室はもちろんですが、毎日の食事や団欒をする【居間・食堂】も別々にできると良いでしょう。たとえ身内といえども、お互いに気を使う部分があるのは当たり前。どちらかの奥様が「昼間、友達を呼びたいけどちょっと...」とか、ご主人が「風呂上りにパンツ一丁でくつろぎたくても...」など、些細なことの積み重ねが、ストレスを大きくしていくものです。お互い気兼ねなく生活を送るためにも、それぞれの家族のくつろぎのスペースは確保したいものです。


生活のリズムを崩さない工夫

ライフステージの違う親世帯と子世帯では、生活リズムが違って当然。それらを合わせようとするから、トラブルが生じるのです。お互いが自分達の生活リズムを崩さないで生活できる様な工夫が必要です。

例えば、帰宅の遅くなりがちな子世帯に、親世帯が睡眠を妨げられないよう、洗面・浴室を別々にしたり、それが無理なら、子世帯にシャワーだけでも設置することなどは、必要な投資でしょう。また、帰宅時に起こしてしまわない間取りの工夫も大切です。


お財布も“別々”が原則!

親子ということで、ついつい甘えがでるのが生活費の分担です。しかし!経済的な分担はあいまいにしないのが原則。たまの食事会や祝事などで、ご馳走したりされたりするのは問題なくても、光熱費や電話代など日々の生活費には、配慮が必要ですね。

光熱費などは、それぞれの世帯分が明確に分けられず、気まずさの原因になることもあります。メーターを分離したり、はじめから分担の割合をしっかり決めるなど、ルールを決めておくと、お互いが気持ちよく暮らせます。最初が肝心ですね。



いかがですか?最近では、玄関から全て別々の『完全独立二世帯』も珍しくなくなりました。『同居』というより、いわゆるご近所さん感覚の『近居』という感じではないでしょうか?これなら、お互いの生活スタイルを守りながら一緒に暮らしていけそうですよね?

このサイトでは、「ひとつ屋根の下で、基本的な生活を別にする」ことを『二世帯住宅』と位置付け、いろいろな角度からご紹介したいと思います。お楽しみに!

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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