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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

「ふたつ屋根」の二世帯住宅(2ページ目)

いくら独立二世帯住宅とは言え、やはり「ひとつ屋根の下」では、お互いいろいろと気詰まりなのでは?そこで、世帯ごとのプライバシーを守りつつ、二世帯で暮らせる新しいスタイルをご紹介致します。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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中庭が二世帯の交流スペース

下の平面プランをご覧下さい。このプランの特徴は「中庭空間」。L字型プランを基本とする建物形状にすることで、それぞれ独立した住戸で「中庭空間」を囲むよう設計しています。これが最大のポイントです。
二世帯住宅
1階モデルプラン
プランをクリックすると全てのフロア平面図が表示されます

たとえば、普段はそれぞれのスペースで生活していても、中庭越しに見える気配で親世帯の無事を確認することができます。また共有の中庭は、孫が親世帯と子世帯を気軽に行き来できる、絶好のスペースとなります。そして、休日などには、二世帯そろって食事を楽しむこともできます。
二世帯住宅
2つの世帯の中心となる「中庭空間」

二世帯住宅
中庭空間と各部屋の位置関係
このように「中庭空間」は、ふたつの世帯がさりげなくお互いを感じたり、交流したりするのに最適な空間となります。さらに、それぞれの世帯へ気軽に行き来するための“渡り廊下”の役割も果たすのです。このようなスペースがあれば、上手なコミュニケーションが取れるのではないでしょうか。


世帯ごとのプライバシーを守る工夫

二世帯住宅
プライバシー確保のために、窓の位置を配慮して計画する
共通のスペースを持ちながらも、世帯ごとのプライバシーは尊重したいものです。例えば、大きな開口部を向いあわせない、小さな窓も配置をずらすなど、お互いの視線が気にならない工夫も必要です。このようなちょっとした配慮が、独立性を高め、お互いのストレスを少なくしてくれるのです。

また、戸外スペースが共有の中庭だけでなく、親世帯には2階のベランダ、子世帯には緑化した屋上と、プライベートに楽しめる庭も確保しています。お互いの世帯が、気兼ねなくくつろげるスペースを確保するのも重要です。
二世帯住宅
左:親世帯2階ベランダ/右:子世帯屋上



いかがですか?内閣府の調査によると、別居している親子の接触頻度は「ほぼ毎日」「週1回以上」が増える傾向にあるそうです。このように、たとえ別居していても、三世代間の交流や精神的な一体感は求めているというのが本音なのではないでしょうか?そんな気持ちも、「ふたつ屋根」なら実現できるかもしれませんね。




※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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2024/04/25 更新
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提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

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