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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

プランニングのコツ!二世帯同居に「3つのゾーン」(2ページ目)

住宅を計画する際に重要なポイントとなるプランニングのコツ第3弾。具体的な間取りを決定していく過程で一番最初に検討するべき“ゾーニング”に注目!

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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共用スペースが両世帯の中心にあるプラン

以下のプランは、玄関・浴室・洗面が共用の二世帯住宅となっています。息子夫婦同居を前提とした、比較的コンパクトな例です。図面下にプランニングのポイントをまとめましたので、あわせてご覧下さい。

共用二世帯住宅
■物件概略■
1階床面積 73.65m2(22.28坪)
2階床面積 77.00m2(23.29坪)
延 面 積 150.65m2(45.57坪)
※画像をクリックすると図面が拡大されます
資料提供:旭化成ヘーベルハウス

1 階
(1)玄関を共用にし、カーポートや自転車置き場も二世帯分まとめて設けることで、アプローチにゆとりを。
(2)親世帯の寝室は、道路やカーポートから離し静かさを重視。
(3)洗濯物のとり込みに便利なよう、寝室からも庭の物干し場に直接出入りできるよう配慮。
(4)玄関を入ってすぐ子世帯へ上がれ親世帯への気兼ねを最小限に。
2 階
(5)子世帯用のシャワールームを設けて深夜でも気兼ねなく汗が流せるようにし、生活時間のずれをカバー。
(6)子世帯にも洗濯機スペースを確保し、洗濯物も2階キャンティベランダに干すことで、家事の独立性をアップ。
(7)キッチン外のベランダに勝手口をつけ、ゴミなどを置けるサービスベランダとして利用。
(8)子供室はリビングから直接入るなど、廊下を最小限に抑えスペースの無駄をなくし、他のスペース(シャワー室・洗濯機置き場など)を確保。



いかかでしょう。このように延床面積45坪台で共用スペースがあっても、ゾーニングさえ適切であれば、かなり独立性の高いプランが実現できます。お互いができるだけ快適な生活を送るためにも、プランニングの際には、まず“ゾーニング”をしっかり検討することをおすすめします。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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