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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

二世帯住宅プランニングのコツVol.4 親世帯と子世帯どっちが上階?(2ページ目)

二世帯住宅、親世帯と子世帯どちらが家に住むのがベスト?そんな疑問にお答えします。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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ベランダ・屋上で2・3階にも庭を確保

プランニングのポイントは「日常生活における上下の移動を少なくする」こと。2・3階では、地面に接していない分、ベランダや屋上など庭代わりになるスペースが大変役立ちますので、積極的に取り入れていきたいものです。また、日々の家事作業や生活行為が、同一フロアで済むように、プランニング段階で検討しましょう。

物干しスペースの確保
2階物干しスペース
2階の物干しスペース。屋根付きなら少しくらいの雨でも大丈夫なので安心。
2・3階で洗濯物やふとんを干す場所になるのが、ベランダやロッジア(屋根付きのベランダ)です。ロッジアなら屋根があるので、少々の雨なら洗濯物がぬれずに済むため、より便利に利用できます。また、これら物干しスペースと、浴室・脱衣室・洗濯機は同一フロアで計画できればベストですね。

ゴミ置きスペース
2階サービスベランダ
2階のサービスベランダ。キッチンから外階段で1階に下りられれば、ゴミ捨てもスムーズに。
1階の場合、生ゴミなどは外に置けるので問題も少ないのですが、2・3階にキッチンがある場合、生ゴミの置き場や、ゴミ捨ての時に室内を通過しなくてはならないなど、困ることもあるのではないでしょうか?

そこで、キッチンの側にゴミが置けるようなサービスベランダの設置をおすすめします。さらに右図のように、勝手口を設け、外階段でそのままゴミ捨てに行けるという動線を確保できれば、より便利で衛生的になります。

また、ベランダや外階段は設けられない場合、2・3階から1階へゴミを落とせる「ダストシュート」をキッチンにつければ、投入口に入れるだけで手軽に衛生的に処理できます。

庭代わりのベランダ・ロッジア
2階ロッジア
2階のベランダ続きのロッジア。工夫次第で快適空間に!
庭代わりとなるベランダや屋上は、子供の遊び場・ガーデニング・家庭菜園など庭同様に活用できるスペースとなります。また、半戸外空間をつくりだすロッジアでは、適度の日陰ができるので、家族そろっての昼食・来客を招いてのガーデンパーティ・読書、また子供にとっても室内と一体感のある格好の遊び場になるなど、工夫次第でいろいろと楽しめる快適な場所になります。さらに、居間と寝室、子供部屋などをつなぐ位置にベランダを設置すれば、各室によりいっそうの開放感をもたらすことができます。このように、ベランダや屋上をいろいろ工夫することにより、上階の生活がさらに快適なものになります。

では、次に2・3階の生活を、より快適にする設備をご紹介します。


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