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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

3階建て二世帯の意外なメリット(2ページ目)

狭い日本で大きな家を建てることは、なかなか難しいもの。そこで、おすすめしたい3階建て二世帯住宅。プラス1層の効果をご紹介します。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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親世帯と子世帯の面積配分が適正になる

二世帯住宅にとって、各世帯の面積配分は大きなポイントとなります。子世帯は親世帯よりも家族の人数が多く、子供達の成長も考慮すると、親世帯より広くしたいと考えるのが一般的です。そして、上下階の移動を考慮して、1階が親世帯・2階が子世帯という住み分けが多くなっています。

例えば、独立二世帯住宅として各フロア別に住み分けたい場合、2階建だと、総2階にしても2階の面積は1階と同じにするのが限度となります。すると、2階に住む子世帯の面積配分を広く確保するのは難しくなります。しかし3階建て住宅なら、1層分を親世帯、2層分を子世帯に配分することができ、それぞれの必要に応じたスペースを確保することが可能になります。さらに、面積が広くなることで、各世帯の配分にもゆとりがでますし、2階・3階にベランダなどを多く設置すれば、二世帯での暮らしにいっそうのゆとりが生まれてきます。
 
二世帯住宅の面積配分
資料提供:二世帯住宅研究所
 

世帯間の分離度を高めることができる

二世帯住宅の住み分け
二世帯住宅の住み分け
また、2階建てで子世帯の面積を広く確保するためには、子世帯・玄関を親世帯のフロアに配置するなど、同一フロアに両世帯のスペースを計画しなくてはなりません。しかし、3階建ての場合、フロア毎にどちらかの世帯スペースとして配分しやすくなります。

たとえば右図のように、1階を親世帯・3階を子世帯として、中間の2階に両世帯の共用ゾーンを設けるなどすれば、世帯間に距離をとりやすいため、お互いのプライバシーを確保しやすくなるメリットがでてきます。

 

将来的な暮らしの変化にも柔軟に対応できる

二世帯のライフサイクルは、子供たちの成長や親世帯の高齢化などによって、10~15年で変化していくといわれます(下図参照)。独立したフロアが3層ある3階建て住宅なら、そのゆとりをいかして将来的な暮らしの変化に対応していけるのも、メリットのひとつです。
 
ライフサイクルへの対応例
資料提供:二世帯住宅研究所
 


ではつづきまして、3階建て二世帯住宅にする際の注意点を、次ページでご紹介します。

 
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