二世帯同居のよかった点の筆頭は「安心」
20年間の同居生活を経て、二世帯で良かった点についての結果が、以下のグラフとなります。Q.二世帯同居のよかった点は?(単位:%) |
資料提供:二世帯住宅研究所 ※グラフをクリックすると大きく表示されます |
上記の結果をまとめると、親世帯・子世帯ともに、以下の3つに集約されます。
- 緊急事態、留守の時の安心感
- 子供への良い影響
- 冠婚葬祭
また、同居当初と20年後でどのように変わったかについてもご注目下さい。二世帯のメリットについては二世帯同居当初の方がより高く、「子供」「生活の知恵」などは20年たつと、すでに用が足りて評価として落ちてくるのがうかがえます。
親子関係としては「娘夫婦同居」の方が圧倒的に“良かった点”の評価が高くなっています。気軽さ、甘えられるもあって、「安心」「家事協力」「子供」「勤め(子世帯・妻)に出る」「家計」など、あらゆる項目でメリットを高くあげていました。年代別には若い世帯の方がメリットを高くあげているのも特徴といえます。
では、次ページで「不満なこと」についての結果をご紹介します。果たしてどのような声があがっているのでしょうか?親世帯と子世帯の差はいかに...?