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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

親世帯がラクに暮らせる水回りの工夫

水回りでどのような高齢者対応ができるのか、空間別にまとめてみました。設備機器を中心にご紹介していきましょう。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
先回『親世帯がラクに暮らせる5つの工夫』と題して、住まいの高齢化対応についてご紹介しました。その第2弾として、水回りの対応をご紹介致します。高齢者対応と言っても、決して大げさな装備ではなく、毎日の生活が便利になるちょっとしたコツです。

今回は、空間別にまとめてみました。設備機器を中心にご紹介していきますので、新築だけでなく、リフォームなどでも対応可能です。ぜひ家づくりのヒントにしてみて下さい。

 

キッチン~火の安全対策と疲れない工夫を

食事の支度で毎日使うキッチン設備。より快適で安全に使えるようにしたいものです。特に火や熱さに対する安全性を高める工夫は有効です。
 
IHクッキングヒーター
火を使わない調理機器として最近注目のIHクッキングヒーター
高齢になると今までより腕が上がりにくくなったり、動きがゆっくりになるため、袖への引火による事故も起きやすくなります。このようにな事故を防ぐのに有効な設備として、引火の可能性が低い「IHクッキングヒーター」などを取り入れるのも手です。またガス機器なら、火の消し忘れ防止・立ち消え防止機能がついている機器を選びたいですね。
 
キッチンカウンターに椅子
キッチンに椅子を置けるスペースがあると作業もラクになります
また、台所仕事は意外と長時間になるため、たとえ高齢でなくても立ち作業がつらくなってきます。ちょっと座れるような椅子が置ければ、かなり楽になるものです。キッチンセットを計画する時に、そんな配慮もしてみてはいかがでしょうか?

 

浴室~事故防止のため細心の注意を

浴室
浴室の安全性をよく検討しましょう
家庭内事故の原因で多いのが溺死だということを考えても、浴室の安全性には充分考慮が必要です。手すりの設置だけでなく、浴槽は出入りのしやすい高さ(床+30~50cm)とし、すべり止め付き・握りレバー付き・腰掛けスペースのある浴槽など、必要に応じて選びましょう。

また、浴室は最も無防備になる場所です。しかし、タイル・蛇口・鏡など、危険なものも多々ありますので、できるだけ転びにくい床材を選びましょう。また、万が一転んでしまった場合でも大事に至らないよう、角が丸いデザインを選んだり、出入り口のドアは割れにくい樹脂製のドアにしたりなど配慮が必要です。
 
給湯器リモコン
インターホン付きリモコンなら万が一の時も安心です
また、湯加減をみたり湯量を確認するのは意外と面倒です。最近の給湯器はオートバスになっていて、スイッチひとつでお湯張りができ、便利です。浴室からの緊急コールもできるインターホン付きもあり、万が一の時に安心です。


次ページは、洗面所・トイレについてです!続けてご覧下さい。

 
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