仕事の利益とストレスは常にセット

「仕事がイヤ」なのは、仕事にまつわる一部分がストレスになっているせいでは?
「仕事がイヤ」な理由をよく考えてみて!
「仕事がストレスだ」という人に、よく話を聞いてみると、
「仕事の内容自体はそれほどイヤではないのだが、とにかく忙しすぎるのがストレスだ」
「あの上司さえいなければ、仕事はもっと楽しく感じるはずなんだけど」
というように、仕事にまつわる「イヤなこと」が足かせとなって、「仕事を嫌い」と勘違いしている人が多いのです。

つまり、たいていの人は、「働くこと」自体は、嫌いではないのです。自分の行動が何かの役に立ち、それによって自分も生かされていく---このサイクルにやりがいを感じない人は、まずいないはずです。

私たちは、仕事をすることでさまざまな利益を得ています。報酬や生活の保障だけでなく、社会とかかわって生きる安心感や、自分の能力を伸ばす機会を得ることなどもそうです。
ただし、それらと引き換えに勤務時間の拘束から相性の悪い人間関係、キツいノルマまで、さまざまなストレスを引き受けるのも運命なのです。

つまり、仕事で利益を得ている以上、ストレスも「セット」であること。これを頭に入れておくことが、仕事のストレスと付き合ううえでの、いちばん重要なポイントになります。


多少ストレスがある方が
仕事ははかどる

スパイス(ストレス)のない仕事人生は、味のしない料理と同じ
スパイス(ストレス)のない仕事人生は、味のしない料理と同じ
ところで、仕事にまつわるこの「ストレス」。これを悪者だと決めつけ、「なくさなければならない」と思い込むと、まったく出口が見えなくなってしまいます。

実際、仕事も適度なストレスがあった方が、はかどります。次々に降ってくる厄介な仕事、一筋縄ではいかない職場の人間関係、冷や汗が出るほどのノルマ、それに何と言っても「働かなければ食べていけない」という条件!

こうした「適度なストレス」があるからこそ、私たちは仕事にやる気を持つことができます。そして、今日も仕事をこなし、仕事を通じてさまざまな恩恵をゲットできるわけなのです。

仕事を通じてストレスをかわし、あるいはうまく付き合いながら、与えられた「仕事時間」をどう自分自身の発展に役立てていくか。働く人は、仕事時間の時間の使い方に、自分の生き方が問われていると言えます。