より良い同居ライフのために、事前の話し合いはシビアに
同居をスタートする前に徹底的に話し合うことが大切。お互いの気持ちを知ることで軽減するストレスはたくさんあります。
Aさんは、「なんとかなる」と同居を始めてしまったのが、一番の問題点だったと振り返ります。「生活とは、当たり前ですが毎日の暮らし。生活リズムの違いや、価値観の違いは予想以上にストレスが大きいもの。同居をスタートする前に、キーマンである夫とお義母さん全員で、お互いの不安要因は全て洗い出すくらいの勢いで、真剣に話し合えばよかった」と反省していました。
例えば、
- 同居をした場合の「良い点と悪い点」をしっかり把握すること。
- その「悪い点」がお互いにとって我慢できるかを慎重に見極めること。
- 生活のリズムが違うこと、価値観の違いを認識すること。
- 同居に求めていることが何か?イメージをすり合わせること。
- 実際の生活をイメージして間取りを考えること。
別々の世帯で暮らせる二世帯住宅が、目下の夢
目下の夢は二世帯住宅を建てること。今度は必ずキッチンを2つにすると決めています!
ちなみに、二世帯同居経験者の座談会でも、べったり同居から二世帯同居へ変わった奥様が「キッチンが別々になったことが一番大きな変化でした。食事は、毎日・毎食のことなので、キッチンが一緒なのはやはり大変。お風呂や洗濯スペースが一緒でも、キッチンだけは別々が良いと痛感しましたね!」と話していました。
やはり、生活の基本となる“寝室”の次に独立を望むのは、皆さん“キッチン”と言うのが、共通の意見なのだと改めて認識した、今回のインタビューでした。
いかがでしたか?「べったり同居」と「二世帯同居」は、当然違うと知ってはいても、具体的な話をお聞きすると、改めてその差を感じたのではないでしょうか?このように、経験者のお話を聞けば聞くほど、同居は奥が深いものものだと感じます。
Aさんも「何事も、3日・3ヶ月・3年と節目があると言われますが、同居も一緒かもしれません。私も3日目と3ヶ月目に大喧嘩をした記憶があります。今度は3年目ですか!でも、そうして家族になっていけるのかもしれませんね。覚悟しなくちゃってことです(笑)」と、笑ってお話してくれました。いずれにしても、同居がスムーズに進むようになるには、多少の時間がかかるのかもしれませんね。
※記事中の画像は全てイメージです。Aさんご本人とは一切関係ありません。
<参考記事>
親に早めに相談して後悔しない家づくりを
【実例】敷地30坪台、娘夫婦同居の二世帯住宅間取り
<関連サイト>
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