ノンカロリー、カロリーオフ・・・。それぞれに意味が異なります。

ノンカロリー、カロリーオフ・・・。それぞれに意味が異なります。
(画像提供/EyesPic)

「カロリーオフ」「糖質・脂質0(ゼロ)」など、健康やダイエット志向の人には魅力的な栄養成分低減タイプの商品が登場し、活況をみせています。

誤解されやすいのですが、「カロリーオフ」や「0(ゼロ)」いう商品名やキャッチフレーズが書かれていても、熱量が0カロリーではない、また糖質や脂質が0gではない場合があります。

「ノン」「オフ」の強調表示の基準

日本では健康増進法により栄養表示基準制度が設けられ、販売する食品に栄養成分などの表示を行う場合、その成分や熱量などについて強調表示をするには基準が定められています。

特に低減に関しては、含まない(「無」「ゼロ」)、あるいは低い(「低」「ひかえめ」)などの表示をする場合には、成分が一定以下の含有量でなければなりません。

その基準は、表のようになります。
含まない旨、低い旨の表示をする際の基準

含まない旨、低い旨の表示をする際の基準


栄養成分等の「低減量」が、表の基準値以下であれば、
含まない旨の表示(絶対表示)
「無」、「ゼロ」、「ノン」その他これに類する表示
低い旨の表示(絶対表示)
「低」、「ひかえめ」、「少」、「ライト」、「ダイエット」「オフ」その他これに類する表示
をすることができます。

つまり100mlの清涼飲料水で4kcalであればノンカロリーと表示することができますし、100mlで15kcalであれば「カロリーオフ」と表示することができます。「カロリーオフ」だからほとんどカロリーがないとイメージしていても、350ml飲めば50kcal以上とっていたというようなこともありえます。

また同様の食品の熱量を比べる時に、1食分当たりなのか、100g中当たりなのかを見極めて判断しないと、熱量○カロリーだけ見比べると勘違いしてしまうことがありますから気をつけましょう。

またカロリー50%オフ、○○○70%カットというように、相対表示をする場合には、比較対象品名(例えば「当社従来品○○比」や「五訂日本食品成分表○○○値比」)と、低減量または割合などを記載しなければなりません。