「NEST空間」のあるプラン
東京エリアでは敷地の制限が厳しく、「NEST空間」を設置するスペースをいかに確保するかが大きなハードルになります。以下のプランは、総2階での「NEST空間」の造り方がよくわかる例になっています。まずは、以下の平面図をご覧下さい。 「NEST空間」のある実例 資料提供:旭化成ホームズ株式会社 |
子育て期だけではなく、将来のことも考えて
子育てを終えた大人のリビングに要求されるのは「つかずはなれず」の距離感。 |
熟年夫婦に合わせたプランの変更例 資料提供:旭化成ホームズ株式会社 |
最後に、「NEST空間」の提案に対する親世帯、子世帯のお客さまの反応ですが、子世帯では実際にお子さんの勉強場所はそのような使い方になっている場合が多く、すんなり受け入れてくれるようです。親世帯では、自分たちの子育て経験から、この提案を支持する人が多いようです。
ちなみに「NEST」とは、巣・入れ子という意味。子供が育つのを見守る親子の空間を「巣」に見立て、シェルターの中にあるLDの、そのまた中にある「NEST空間」と言った「入れ子」をイメージとしているそうです。こんな「NEST空間」、子世帯のプランニングの参考にしてみてはいかがでしょうか。
【参考記事】親世帯のリビング計画、4つのポイント