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二世帯住宅で暮らす/二世帯同居の実態データ・アンケート

「勉強=個室」は古い?リビングで勉強する子供たち(2ページ目)

子供部屋という固定観念を捨てた、新発想の子育て期に向く空間提案。家族のコミュニケーションの場としても最適です。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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ポイントは『家族の学習スペース』の設置

「+NEST(プラスネスト)」
キッチンに立つ母親から、子供たちの様子が解ることがポイント。顔が見える安心感が大事です。
「NEST空間」とは、子育てのための親子の空間のことで、親と子が、時間・空間・行為を共有することが目的です。したがって、今までのように子供部屋での勉強を想定するだけでなく、キッチン・ダイニングと隣接し、リビングからも目が届く場所に『学習スペース』を設置することとなります。また、気配を感じるというより、目を向ければ顔や姿が見えるという位置関係にすることで、親子のコミュニケーションを深めています。

日本女子大学准教授で、建築家としても有名な篠原聡子先生は、LDKに接する共用空間について「子育ての時期、特に子供が中学生くらいまでは、空間・時間・情報をどれだけ親子で共有できるかがその後の親子・家族関係に大きく関わる」と述べ、親や他人の目を意識しながら子供が自分でコントロールする、つまり「ちゃんと片付けなきゃ」と思える空間が子供の社会性を育んでいくことを指摘しています。

「NEST空間」は、今までの「勉強部屋=個室」とは違う、仕切りの無い空間提案ですが、オープンなスペースでありながら、集中できる“こもり感”、親の気配を感じる“安心感”、自分の場所という“自立感”と言う、3つの空間要素をそなえているのが特徴です。これは、子供の成長にとってどれも欠かせない要素だと思われます。以下が、それらの要素を取り入れた空間イメージとなります。

NEST空間
自分の場所だと感じる占有感と、家族みんなで使う共有感が子供の自立心と自発的な行動、意識を育みます。
 
NEST空間
左上:ダイニングに隣接した「NEST空間」
右上:“こもり感”集中できること
左下:“安心感”親の気配を感じること
右下:“自立感”自分の場所という感覚があること


次ページでは、この「NEST空間」のあるプランをご紹介します。


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2024/04/20 更新
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