子育て期に向く新発想の空間「NEST空間」とは?その詳細についてご紹介します。 |
そこで今回は「NEST空間」と言う、子育て期に向く新発想の空間をご紹介したいと思います。これは、元々東京エリアで企画された商品「+NEST(プラスネスト)」で提案された子育てのための親子の空間。その企画担当の木戸さんに詳細をお聞きしました。プラン例やお客様の声などと合わせてご紹介します。
キーワードは“子供がすくすく育つ家づくり”
受験・熟通い・学力格差...と、最近の子供を取り巻く環境はなかなか大変です! |
2007年に首都圏の入居者を対象に「子供の勉強部屋」についてアンケートを実施したところ、小学生の約85%は居間・食堂(以下LD)で勉強をしており、『子供がもっとも勉強する場所』とした場合でも、約70%がLDでした。以下のグラフがその結果です。小学生だけでなく中学・高校生でも、LDで勉強をする子供が意外に居ることもお解り頂けるかと思います。
「子供の勉強部屋」についてのアンケート結果 |
資料提供:旭化成ホームズ株式会社 ※グラフをクリックすると大きく表示されます |
しかし、子供がLDで学習することを、新築当初から計画として考慮していた人は、わずか20%程度。フリーアンサーには
- LDが子供の物で雑然としてしまう
- 消しゴムのカスなどが常にあり困る
- 食事の時に片付けないとならない
- 勉強スペースと寝るスペースは分けてもよかった
- 小学生のうちは、勉強はLDで良いと思う
- 皆が集まるところの近くに子供部屋を作るべき
など、LDでの学習に対しての、不都合や反省の声があげられていました。
また子供だけでなく、夫も仕事を持ち帰るとダイニングテーブルを活用しているという声もあり、子育て世代にとってLDに『学習スペース』が求められていることが明らかになったそうです。そして、これらの結果を元に考えた空間が「NEST空間」という提案になりました。
次ページでは、「NEST空間」について具体的にご紹介します。