オールアバウトでもたびたび登場して頂く「妊娠できるカラダづくり」の編集長である細川氏が今回新しいコンセプトのサプリメントを開発されました。葉酸を効果的に摂取できるように工夫されたということで取材をさせて頂きました。

開発した理由

葉酸
葉酸はビタミンB類の1つです。

1) 今回、なぜこのサプリメントを開発しようと思われたのですか?そのきっかけや理由を教えてください。

妊娠の可能性のあるすべての女性にとって、葉酸のサプリメントを摂取することはとても大切なことです。(※1)。ところが、葉酸が摂取できるサプリメントはたくさんあるにはあるのですが、特に、妊娠前や妊娠の可能性のある時期、そして、妊娠中に、安心して摂取できる品質となると、私たちの目からみて、なかなか良いものがありませんでした。

最も優先すべきは安全性です。この時期には、出来るだけ添加物はとりたくありませんし、化学合成された原料も避けたいところです。

また、規格成分として、単に、葉酸だけを摂取すればよいというわけではないことが、最近の研究で分かってきています。

そこで、2年ほど前から、アメリカの製品を参考に、生殖医療や栄養学の最新の研究動向もチェックしながら、妊娠前に安心して摂取できるサプリメントの規格について、検討を重ねてきました。

そして、昨年、医療機関専門のサプリメントメーカーとの提携が叶い、サプリメントや製造の専門家の協力を得て、今年の3月から、新開発品の販売をスタートすることが出来るようになった次第です。
葉酸
添加物を出来るだけ減らすためにカプセルになっています。

(※1)
厚生労働省は、妊娠の可能性のある女性に、妊娠前からサプリメントなどで、1日に400マイクログラムの葉酸を摂取することを推奨しています。それは、生まれつき背骨や内臓が発達しない、また、歩行困難などの症状があらわれる神経管閉鎖障害などの先天性異常の予防になるからです。実は、日本では世界的にみても、新生児の先天性異常の発症率は高いのにもかかわらず、葉酸を摂取することの大切さは、まだまだ、十分に知られているとは言えません。
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1212/h1228-1_18.html


2) 以前の製品との違いを教えてください。

※製品の特長ということで
製品の特長を一言で言えば、妊娠前に安心して摂取いただける品質を最優先したということです。以下、その根拠となる具体的な特長をご説明します。

【原料】
合成のビタミンでも、天然抽出のビタミンでもありません。ビタミン含有酵母です。ビタミン含有酵母とは、ビタミンを取り込ませて培養した酵母のことで、ビタミンはアミノ酸と有機的に結合し、複合体を形成しています。野菜や果物、穀物中に存在する栄養素の形態そのものです。

そもそも、人間の身体はビタミンなどの栄養素は、食べ物を食べることで取り入れるように出来ていますから、当然といえば、当然なのですが、全く同じ量のビタミンを摂取しても、ビタミン剤を飲むのと、野菜や果物を食べて摂取するのとでは、体内への吸収率や滞留時間が大きく異なります。食べ物から摂るほうが身体の活用度が高くなるからです。

それは、ビタミン以外の物質にカギがあると考えられています。食べ物中にビタミンと結合しているアミノ酸や繊維、脂肪酸などが、体内に吸収され、身体に必要とされるところに運ばれる際に、大きな働きをするといわれています。

大切なのは、“どれだけ摂取したか”ではなく、“どれだけ吸収され、そして、使われたから”です。

【規格】
葉酸だけでなく、ビタミンB6やビタミンB12を中心に、すべてのビタミンB群を最適なバランスで配合しています。

それは、葉酸はビタミンB群の一種なのですが、ビタミンB群はチームで働くという性質があることから、単体で摂取してもあまり意味がないこと。

また、新しい生命の誕生に際にしては、葉酸だけでなく、ビタミンB6やビタミンB12も受精卵が健全に成長するための重要な働きをしていることが、最近の研究でわかってきたからです。

【形態】
HPMCという最新の食物繊維カプセルを使いました。タブレットや糖衣錠ではなく、カプセルにしたのは、最も使用する添加物を少なくするためです。

昨年、それまで医薬品にしか使用できなかったHMPCカプセルがサプリメントへの使用が認められるようになりました。

次ページでは開発の苦労について話して頂きました。