文章:光原 ゆき(前任ガイド)

「冬太り」大丈夫? 
少しの食べすぎも積もれば恐ろしいことに!

冬太り大丈夫?
もしかして、冬太り? お正月の食べすぎは、早めの対策を!
お正月気分も抜けて心機一転! しかし、なんだか体が重い……「冬太り」という言葉がよく使われるように、冬は夏に比べて太りやすいといわれます。どうしてでしょうか? それはズバリ、「冬に必要とされているエネルギー以上に食べているのに、しっかりと消費できていないから」なのです。

1Kgの体脂肪は約7,000kcalのエネルギーを貯えます。1日1,000kcal過剰に食べると、年末年始の10日で10,000kcal、ほぼ1.5kg太ることになります。これぞ正月太りですね。

そもそも「肥満」とは、体組成において脂肪組織(体脂肪=皮下脂肪+内臓脂肪)の割合が基準値を上回った状態のことをいいます。適正な脂肪組織の割合は、男性で15~20%、女性で20~35%とされています。それを超えると余分な内蔵脂肪がメタボリックシンドロームを招いて、様々な病気を引き起こす原因となってしまうのです。


脂肪を抑えるには、基礎代謝を上げるのが効果的

それでは、冬太りに対してどのような対策をたてるのがよいのでしょうか? 食べ過ぎないようにするのが一番ですが、食べてしまったら消費するしかありませんね。運動も大事ですが、それで消費できるエネルギーは意外に少ないもの。例えば、ご飯お茶碗1杯余計に食べたカロリーは約200kcalです。それをランニングで消費するには3km以上も走らなくてはいけません。

それよりも意識的に基礎代謝を上げるようにするのがオススメです。基礎代謝とは、ただ寝ていても脳や内臓が働くために必要とする、生命活動を維持するために使われるエネルギー量の一日分のこと。人が1日に消費するエネルギー量のうち、基礎代謝は6割から7割を占めています。そのほか、日常生活動くことで消費する「運動誘発性体熱産生」は2割から3割、食べることに使われる「食事誘発性体熱産生(DIT反応)」は1割とされています。特別な運動をしていなくても、基礎代謝の高い人のほうが低い人よりも、エネルギー消費の面では有利なのです。


次のページでは、具体的な冬太り対策についてご紹介します。