在宅で仕事を始めたばかりの初心者ワーカーから、「確定申告ってなに?」「何が経費なのかわからない」というご質問を受ける時があります。

私自身もライター業務をスタートさせたとき、「確定申告」という言葉は知っていましたが、退職前は会社員だったため、手続きどころかどこに行けばよいのかさえもわからない状態でした。確定申告は毎年行う大切な行事。しっかりと覚えていきましょう。

領収書を項目ごとに分けて保管

難しいそうな書類も一度覚えれば怖くない!

難しいそうな書類も一度覚えれば怖くない!

仕事を始めていくと、業務で使用したお金とプライベートで使用したお金が分かれてきます。例えば、打ち合わせに行った時に使用した交通費は仕事用、お盆に実家に帰省した時の新幹線代はプライベート用ですね。経理知識はなくとも、まずは仕事用の領収書をすべて保管しておきましょう。

領収書がたまってきたら、月ごとに整理をします。電車代、コピー用紙代、FAXインクリボン代、プリンタインクリボン代、電気代、携帯電話料金など、それぞれに大まかな分類に分けて仕分けします。保存は、分類に分けたクリアファイルをあらかじめ用意しておくと便利です。

次のステップとして、領収書の金額をデータ化しておきましょう。経理ソフトを使用していないのであれば、まずはMicrosoft Office Excelにてフォーマットをつくり入力していくのでも構いません。月別に「電話代」「携帯代」「インク代」といったように分けて入力しておくと、税務署への確定申告時に役立ちますのでお勧めです。

源泉徴収について知る

源泉徴収とは、源泉徴収制度で決められた所得税です。支払いが100万円以下の報酬であれば10%が税額となります(100万円以上の場合20%)。毎年1月頃に得意先から「支払調書」という法定調書が郵送されてきます。これは、確定申告時に提出する必要がありますので大切に保存しておきましょう。

毎月の得意先からの振込についても、きちんと振り込まれているか確認することが大切です。在宅ワーカーの場合、納品後から翌月や翌々月振込みというパターンが多いですから、それぞれの得意先ごとに支払日を把握しておきましょう。得意先からの支払いについては源泉徴収や、企業によっては銀行の手数料などが請求額より引かれて振り込まれています。

私の体験をお話しすると、ある日、通帳記入された金額を見てびっくり! 見積書では、30,000円の案件だったのに27,000円しか振り込まれていなかったのです。早速、クライアントの経理に電話し文句を言ったところ、「それは、『源泉』でしょ?そんなことで文句言ってきたのはあなたが初めてですよ。勉強してください」 と冷たく諭されてしまいました。お恥ずかしい話ですが、私はその時初めて「源泉徴収」や「支払調書」という言葉を知りました……。

【関連サイト】
源泉徴収が必要な報酬・料金等とは (国税庁)