プレゼンテーション/効果的なプレゼンテーション

プレゼンで好印象を与える振る舞い(3ページ目)

「なんとなく、あの人の話し方は好感が持てる」そういう人になりたくはないですか? そんな状況を実現するためのステップをお伝えいたします。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

STEP2:モデル探し

あなたにとっての出したい印象をすでに持っている人は誰でしょう?その人はブラウン管の向こうにいるかもしれません
STEP1で自分が与えたい印象をキーワード化したわけですが、キーワードはあくまで方向性です。ここからもっと緻密に設計していくことが望ましい。そのために有効な方法をお伝えしましょう。それは「すでにその印象を出すことに成功している人を見つけ出し、その人を真似る」ことです。

自分の頭の中でも、キーワードだけではイメージがぼんやりとしていることでしょう。それをより具体化・ビジュアル化するために、キーワードを人に当てはめてみるわけです。

モデルを探すときは、与えたい印象キーワードを実現している人(身近な人でも、有名人でも可)、言い換えればあなたが「この人みたいな印象を与えられたらいいな」と思う人がいいでしょう。

こういうところで自分がモデルにしている人を明かすのは、正直すごく恥ずかしいのですが、あなたの理解度アップのために、事例としてお話しします。STEP1の具体的モデルとして私がイメージした人が2人います。

1人目は、俳優の田辺誠一さん。彼のソフトかつ知的な物腰は、私にとって真似するに値します。昔、アニメ原作のドラマ「ガラスの仮面」で紫のバラの人を演じていたのですが、そのときのイメージが鮮明に残っています。

2人目は、テレビドラマの主人公、警部補古畑任三郎です。飄々とした感じや私生活の見えないイメージが、奥深さを感じさせます。

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