SOHOで働く/SOHOの基礎知識

子育ても楽しくできるSOHO的働き方 2

地域によってはなかなか入園しにくい保育園。自宅を仕事場として働くWさんは、子供を保育園に入れずに働いています。Wさんの生活スタイルを取材しました。

宮田 志保

執筆者:宮田 志保

テレワーク・在宅ワークガイド

自宅が仕事場となるSOHO、在宅ワークは、子どもと過ごしながら仕事をすることも可能です。「子育ても楽しくできるSOHO的働き方Vol.2」として、保育園に預けずに在宅ワークを続けるWさんにお話を伺いました。

Vol.1はこちら →子育ても楽しくできるSOHO的働き方Vol.1

保育園に入園できなくても仕事はできる

女性
「仕事も好きだけど、子供たちと一緒に過ごしたい」だから在宅ワークを選びました。
ガイド(以下G):私も子供が2人いるのですが、上の子は市立の認可保育園に入園できたのですが、下が待機児童になってしまいました。それで別の保育園の一時保育に半年くらい通っていたんです。お昼寝布団を2人分抱えて、子供を抱っこして、すごい力持ちになりましたよ(笑)。

Wさん(以下W):あはは。すごいですね。うちの地域は、待機児童の数がいつも二桁で、入園できる確率がすごく低いんです。年齢が低い場合は、もっと入りにくいので、最初から「保育園」は選択肢からはずしました。

G:お仕事に支障はありませんでした?
W:そうですね。結婚して長男が2歳になるまでは専業主婦でしたが、2歳になったきっかけに仕事を始めました。最初から仕事は「在宅で」と決めていました。当時はずっと家で仕事ができると思っていて、これは後から大きな誤算だったと気がつきました(笑)。

G:誤算というと?
W:私はデータ入力をやっていまして、その他にも文書を整理してWordにデータ化したりといった仕事も請け負っています。仕事は、以前勤めていた会社からや、その紹介でいただいています。ご挨拶もあるし、打ち合わせやミーティングに参加させていただくこともあります。だから確かにメインは「在宅でワーク」なのですが、それだけでは完結はできないのです。

G:あ、なるほど。その辺りは誤解をされている方が多いですよね。
W:今はデータ入力のグループを作り、メンバーの方にお仕事をお願いしているのですが、ずーっと家に入られると考えていた方が多いですね。ひどい時は、「全部宅急便でのやりとりでいいですか?」とか、言ってくる人がいます。その経費は誰が出すのだろうって思いますね(笑)

外出の時、お子さんはどうしていたの?
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