「仕事が忙しい」は単なる言い訳かもしれません
週末起業を志しながらも、「本業が忙しくてどうも・・・」という人が少なくありません。しかし、「本業」はほんとうに自分のビジネスの障害なのでしょうか?私はむしろそれを「週末起業」の味方として積極的に活かすことがあってもいいと思います。


たとえば、週末起業家の中には、本業の仕事の中で週末起業の商品を確立したり、本業のお客さんを週末起業のお客さんにしたりしてしまう人がいます。また本業の会社の肩書きを活かして顧客を開拓したり、事業パートナーを見つけている人は結構います。(もちろんこれらは会社から了解をとる必要があります)

そこで週末起業において本業を週末起業の味方につける方法を考えてみましょう。何だかんだと言っても、望んで入った会社です。また、これまで何年かは、身を粉にして働いて業績にも貢献してきたのです。これを単なる目の上のタンコブとして切り捨ててしまうのはもったいないと思います。活用する方法を考えましょう。

会社べったりはだから障害になる?


週末起業を始めることが、本業の障害になるとしたら、それは今の生活が、すでに会社べったりの状態である可能性があります。もしオフタイムも充実しているなら、その時間を週末起業にあてれば済む話だからです。

ところが、オフもないぐらい、本業で一杯一杯だから、週末起業する余地がないのかも知れないのです。仮にあなたが本業のせいで週末起業ができないなら、週末起業以前に会社とのつき合い方そのものを見直す必要がありそうです。
  
ご存じのように週末起業は、今や方々のマスコミで取り上げられています。そのマスコミは、たくさん売るために、読者の不安をあおる記事の書きがちです。そのため「週末起業」に走るサラリーマンの像を“将来への不安に対して自己防衛する人たち”として描きた
がります。

しかし、実態は少し違います。むしろ「週末起業」に共感する人の多くは、「本業も週末も活き活きしたい」という、欲張りな人です。だから、ほとんどの人が「週末起業をして成功しても、今の会社を辞めるつもりは全くない」と断言します。

(余談ですが、そう言う人に限って、うまくいくとすぐに辞めます。やはり週末起業と会社の仕事を比較すると、おもしろさが全然違うようです)

本業を活かせば成功率は高くなる!


じつは本業を生かした週末起業は、非常に成功確率が高いのです。自分の得意分野で起業を始めていくからこそ、うまくゆく確率が高まるのです。

そこでおすすめしたいのは、一サラリーマンとしてでなく、社長として自分や周囲の仕事を見つめてみることです。

自分の中に眠っている起業ネタは、案外、日ごろ関わっている本業の中にあったりしています。経営者のつもりになって、日常業務を見直してみましょう。そこからビジネスアイデアが湧き出てくるにちがいありません。

もし、本業と週末起業、両方続けるつもりなら、どちらかをどちらかの犠牲にするより、両方とも充実させた方がいいに決まっています。さらに理想的には、1+1=2以上になるように相乗効果を発揮したいところです。

経営者の視点で物事を見るクセは、きっと本業でもおおいに生きるはず。ぜひ一挙両得チャンスをものにしてみましょう!

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