シングルにとっては、経済的な問題が大きな不安となる。

シングルのキャリアアップ術
シングルとしてハッピーに生きていくには何が必要なのか。「キャリア」という視点から考えてみましょう。
平成12年の国勢調査によると、25~29歳の未婚率は、男性が69.3%、女性が54.0%。30~34歳は男性が42.9%、女性が26.6%。平成7年の調査に比べて、どちらの年代も未婚率は大きく上昇しています。

私のまわりにも、自らシングルを選択し、シングルライフを楽しんでいる女性がたくさんいます。

そこで、彼女たちにシングルのいいところを聞いてみたところ、「自由」という言葉を第一に口にする人が多数。逆に、シングルゆえの悩みは?との問いには、「将来が不安」と話す人が目立ちました。

この傾向は、「シングルライフのマネープラン」ガイド、上野さんの記事「シングル1670人の『自由と不安』」で紹介している、単身者を対象にした生活設計についての調査(生命保険文化センター)の結果とも一致しています。

「将来が不安」。その中のひとつが、経済的な問題だと思います。シングルにとって、収入を得続けていくことは重要なこと。シングルのメリットである「自由」を謳歌するにも、お金がなくては話は進みませんものね。


不安になる理由はシングルも既婚者も同じ。シングルの方が乗り越えやすい?

「将来が不安」と思う理由は?

○ 会社に定年近くまで働き続けている女性はいなくて、本当に働き続けられるかわからないから。
○ 得意分野も特別なスキルもないので、何かあったらすぐリストラされると思うから。
○ 今の会社を辞めなければならなくなったとしたら、年齢的に転職が難しいと思うから。
○ 今は正社員でバリバリ働いているけど、残業も休日出勤も多くて、この先もこのペースで働けるとは思わない。体力的にきつくなったときにどうしたらいいかわからない。
○ 派遣社員として働いているけれど、年々、仕事の紹介が減っているから。

私のまわりではこんな声が出てきましたが、これらの理由を聞いて何か気づくことはありませんか?それは、これはシングル特有のものというより、シングル、既婚を問わず、働き続けたいと考える人に共通の不安であるということです。

いいえ、既婚者であれば、これらに加えて、
○ 夫の転勤によって、今の会社を辞めざるを得ないかもしれない
→転勤先で新しい仕事が見つかる?
○ 子育てや家事と仕事の両立が難しい
→でも、ブランクができたら再就職は今以上に難しくなりそう…

などの事情が加わるかもしれません。

シングルのメリットは「自由」。それは、仕事を続けるという点でも上手に活かすことができるのではないでしょうか。