■契約の更新について

Q:契約満了の前日になって更新しないと言われた。

3月20日までの契約で働きました。契約期限が迫っても会社からは何もいわれないので、自動的に更新されるものと思っていたところ、契約満了前日になって、再契約しないと通知されたため、何の準備もできないまま退職。会社側の対応に問題はないですか。

A:自動的に終了するものとして自ら準備しておくべき

嘱託、契約社員など雇用形態にかかわらず、雇用期間に定めのある労働契約では、期間満了によって労働契約は、そのつど自動的に終了することになっています。この場合、雇用主も労働者も、「更新を希望しない」旨の意思表示をする必要はないのです。

しかし、働く側としては、通達や打診がなければ、更新されるか否か、不安な状態が続くことになりますから、雇用主は、前もって更新しない旨を通告するべきだと考えられます。あなた自身、契約更新の確認をしなかったようですから、あらためて契約更新の手続きを求めるのは難しいでしょう。

ただし、少なくとも過去に1回以上契約を更新している人の場合、その更新が慣習となっている会社もあるようです。その場合は、いずれか更新を希望しない側が、相手に対して事前に「この契約をもって以後更新しない」との意思を表示する必要があります。あなたの場合、該当するかは不明ですが、契約社員に適用される就業規則または雇用契約書の内容を再度確認してみましょう。

また、事前通告の「事前」という期間の取り決めについても、就業規則や雇用解約書があるようなら、そこに明記されているはずです。もし、会社が規則などに沿った取扱いをしていないとすれば、会社に何らかの対応を求めることは可能です。

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