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まだ間に合う!格安学費&都民入学金半額 東京都立大学ビジネススクール

2003年4月、東京都立大学大学院 MBAコースが東京新宿の都庁舎内に開校予定。募集人数40名とあり、激戦が予想されます。しかしながら、入学資格やカリキュラムにちょっと不安も。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

東京都が都立大学ビジネススクールを開設!

2003年4月、東京都は高度専門職業人の養成を目的とした社会人向け経営大学院(都立大学ビジネス・スクール)を新宿都庁舎内に開設すると発表。現在文部科学省と協議中ということで、現段階での情報をお伝えします。


昼間仕事をする社会人にはうれしい環境

このビジネススクールは、社会人が仕事をしながら通うことを想定しており、授業は新宿都庁舎にて平日夜間及び土曜日に行われます。

社会人が大学・大学院に進学を考える場合、通学や時間帯がネックになりますが、なんといっても新宿!都内近郊に通勤する社会人にはアクセス抜群。駅から徒歩10分の都庁内のサテライトキャンパスでの受講、という絶好のロケーション。仕事を辞めずにMBAを取得したい人は要チェックです!


東京都民は入学金半額!

【入学金・学費】
入学日の1年前の4月1日から東京都民の方は、入学金が、なんと通常の半額である141,000円になります!それ以外の方の入学金は282,000円です。

授業料は年間520,800円で、他の私立大学院や、海外のMBAスクール(年間200万~400万)と比べても破格です!(授業料については、入学後に金額の改定が行われた場合は、改訂後の金額が適用されます。)


特徴その1:ベンチャー企業や東京証券取引所との連携

なおこのビジネススクールの最大の特徴は、東京都ならではのネットワークを使って、ベンチャー企業や東京証券取引所との連携により、ビジネスのアイデアを創出する段階から上場までの一連のプロセスを包括的に学ぶことができる点でしょう。

例えばベンチャー企業からは最新の事例の提供や、東京証券取引所からの寄付講座、また東京都の関係機関との連携による、起業に関する情報や相談の機会なども設けられ、起業ならびに制度・組織の変革に重点を置いた充実したカリキュラムが魅力です。


特徴その2:技術者や理工系出身者も歓迎

二刀流の経営者の養成と題して、文系出身者だけでなく、ビジネスのアイデアを持った技術者や技術経営に関わる理工系出身者も積極的に受け入れるとのこと。基礎的な科目を多く設けるなど無理なくマネジメントを学ぶことができそうです。

なお、小論文が苦手と言う人は、筆記試験の際小論文の代わりに数学でも受験できるのがうれしい。


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