PS3値下げで売上ランクが2800%アップ!

値下げ発表後、アマゾンでは売上ランクが2800%アップしたPS3。(画像提供:Amazon.co.jp)
ゲーム市場で任天堂Wiiの攻勢の前に苦戦しているPS3。販売てこ入れのために北米では7月9日新モデルとして80GBモデルの投入と同時に、現行の60GBモデルを100ドル値下げして499ドル(約6万円)の価格改定を行いました。

この値下げを受けてアメリカのアマゾンではセールスランクが2800%アップを記録するなど、消費者は値下げに敏感に反応したようです。(PS3の爆発的な売上を報道したサイト

やはりPS3は最先端の技術を詰め込んだ夢のゲームマシンですから価格次第で爆発的に販売数が増加することが今回のアメリカの値下げで実証された格好になります。

そこで日本のユーザーも北米同様の値下げを期待しているでしょうが、ソニーは日本では値下げをしないと既に発表しています。日本において60GBモデルの価格は59,900円なので、現在の為替水準1ドル=120円を考慮すれば、日米ほぼ同価格になるためでしょう。

アメリカでは値下げにより売れ始めたPS3ですが、今後日本において爆発的にヒットするために何をしなければならないか?今回はマーケティングの観点から見ていくことにしましょう。

PS3のマーケティング上の問題点は?

ソニーのPS3は、果たしてマーケティング上、どこに問題があったのでしょうか?簡単にマーケティングの4Pのフレームワークを使って問題点を分析してみたいと思います。

【プロモーション戦略(Promotion)】

商品やサービスを消費者に認知してもらうには、コストをかけた広告や宣伝、テレビや新聞、雑誌などに無料で取り上げてもらうパブリシティなどが利用されますが、もちろんソニーはPS3に対して莫大なプロモーション費用をかけて、テレビや雑誌などに広告を載せていますし、パブリシティによる認知度アップも行われています。つまり、プロモーション面では全く問題はないと考えられます。

【流通戦略(Place)】

流通に関してはどうでしょうか?発売当初こそ、部品調達の遅れで生産が計画通りに行われず店頭で品薄状態が続きましたが、今では生産も順調に行われていて、PS3が欲しいと思えばいつでもどこでも購入することができます。流通面の問題も解消し、現在は問題のない状況になったと言えるでしょう。

プロモーションや流通には問題のないPS3。それではどこに問題があるのか?その詳細は次ページで明らかに!次ページへお進み下さい。