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駆け引きとは? 恋愛やビジネスシーンで使いこなす方法!

恋の駆け引き、あなたは勝利してますか? もしかしたら今の恋人も相手の駆け引きの乗せられた結果だったりして? そもそも駆け引きとは……。ビジネスにも活かせる駆け引きについて、テクニックを分解・解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

駆け引きとは……恋愛やビジネスシーンで使いこなす

駆け引きとは……恋愛やビジネスシーンで使いこなす

あなたは駆け引き上手?

あなたはトランプが強い方ですか?トランプのような心理戦がモノをいうカードゲームでは、駆け引きが勝敗を左右しやすいですよね。相手の心を読む駆け引きの、最たるものが恋愛です。恋愛で駆け引き上手だと、結果的にモテて、いろんな異性の中から一番素敵な人を選べる確率が高まることでしょう。ただし、仮に駆け引きが苦手でも、波長の合う1人の人とめぐり合うことができれば十分です。

ではビジネスの場合はどうでしょうか?ご存知の通り営業マンは、お客様を一人に絞れないですよね。モテモテでなければ、できる営業マンにはなれません。

では今回、駆け引き上手のテクを学んで、いっそのこと恋愛でもビジネスでもモテる人間になってしまいましょう。
 

<目次>

駆け引きの定義とは?

辞書で引いてみると、 「戦場で、時機を見計らって兵を進めたり退(ひ)いたりすること」という本来の意味と「商売や交渉・会議などで、相手の出方や状況に応じて自分に有利になるように処置すること」という意味があります。(小学館「大辞泉」より)

別の言葉で言い換えると「押し」と「引き」のバランスですよね。

押す=情熱 (一方的な押し付けは×)
引く=余裕 (断られる恐怖心によるものは×)

根底には必要なのは、自信であり、あなたはそれを使い分けるだけでよいのです。

では具体的にどのように使い分ければよいのでしょうか。
まず、駆け引きをする上で、考えなければならない2軸があります。

1.相手の基本的性質を知る
2. 状況判断をする

では、一つずつ解説していきます。
 

1.相手の基本的性質を知る

世の中、押しの強い人が好きな人もいれば、大っ嫌いな人もいます。要はその人の基本的性質、好みを把握することが大前提です。

心配性、不安症な相手ならマメに連絡して(「私のことホントに好き?」という)相手の不安解消のお手伝いすべきです。

逆に、自立心の強い相手なら、ピンポイントに効果的なアプローチをすべきです。個性的なデートプランや意外性のあるプレゼントをして、相手の心を掴みましょう。
 

2.相手の状況判断をする

人は置かれている状況によって変わるものです。相手の心理状況が、現在(未来)において、1で立てた認識と同じかどうか状況判断をする必要があります。

例えば、男勝りな彼女が転職したばかりだったら?

慣れない環境で疲れていることでしょう。やさしい言葉をかけて欲しいのかもしれませんし、あるいは普段は言わない愚痴を言いたがっているのかもしれません。

もしかしたら、独身男性が多い職場になって、彼女へのアプローチする人が出てきたかも。この場合のあなたは見えない誰かに負けないように情熱的アプローチが必要かもしれません。

 

ビジネスのシーンでの駆け引きとは具体的にどんなことでしょうか?

1.相手の基本的性質を知る

お客様の商品選択時の決定要因が主にどんなもの(価格?納期?品質?)であるのか把握しましょう。人によっては、納期重視かもしれませんし、価格重視かもしれません。過去に同類の商品を購入したとき、どんな点を重視したのか、その理由はなぜかを聞いて、相手の価値観を探りましょう。

2.相手の状況判断をする

普段は価格重視のお客様でも、繁忙期の場合は納期重視に変わるかもしれません。もしかしたら、決定権を持つ上の人物が異動になり、以前と価値観が変わっている可能性もあるでしょう。

仮に、A社の業績が大幅にアップしていた場合、今期は予算増の可能性があります。過去の例より、大幅にご注文をいただくチャンスかも。なるべく大きい数字を挙げて、相手のニーズ量に「カマ」をかけてみましょう。
 

さじ加減を使いこなすには?

駆け引き上手はビジネス上手

駆け引き上手はビジネス上手

カマをかける際のさじ加減で肝心なのは、その効果を予測して実行し、その後検証した上で、代替案を提示することです。

例えば、相手が「いや、そんなにたくさんは買えないよ」と言ってきたらどうすればよいでしょうか。もう少し小さい数字を出してニーズ量を探ったり、「このロットで購入いただければディスカウントできますよ」と、逆にニーズを広げさせるたりこともできるでしょう。

とにかくイメージトレーニングが重要です。 「高い値段を吹っかけてみたが、もしかしたら買う気をなくしてしまうかもしれない。その場合は、譲歩の余地があることを伝えよう」というように絶えず、応酬話法を用意しておくべきです。

恋愛だったら、「この間はきついことを言ってしまって悪かった。それは君のことが心配だからこそなんだ」という台詞の準備が必要な場合もあるでしょう。駆け引き上手は、3歩先を読む予見力とその対応準備力でもあるのです。

いかがでしょうか?普段、恋愛でも仕事でも、「もっと押すべきか否か」「どの程度引けばよいのか」と悩むことが多いと思います。この手法に従って、実践してみてくださいね。
 

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