どんな人が家を建てている?

社団法人住宅生産団体連合会が毎年行っている戸建て注文住宅についての調査があります。家を建てた人のプロフィールや建築した家のデータを見ていきましょう。

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東京圏、大阪圏、名古屋圏など主要都市圏を中心に、3206軒のデータをまとめた調査/住宅生産団体連合会 平成20年度戸建て注文住宅の顧客実態調査より
2008年(平成20年)度の調査結果によると、世帯主の平均年齢は42.1歳ですが、最もボリュームが大きいのは35~39歳で23.8%。その後に続くのが30~34歳で21.5%。20代を含めると53.0%になり、39歳までに半分以上の人が家を建てています。

世帯人数は平均3.61人。この数値はわずかですが、年々減少傾向にあります。少子化の傾向はこういった調査でもわかりますね。

世帯年収の平均は869万円。一見、多いように感じますが、共働き世帯が増えていることを考えれば、納得できる金額です。しかし、地域によって少し差があり、東京圏が一番高く949万円、大阪圏869万円、地方圏830万円、名古屋圏794万円と続きます。

どのような家を建てているか?

建築費の平均は、3326万円。2005年3222万円、2006年3348万円、2007年3344万円と、ここ数年では大きな変化はありません。

延床面積の平均は136.4m2(41.1坪)です。2005年、2006年は同じ142m2でしたが、2007年には140m2となり、徐々に小さくなっています。この2つのデータから、少しずつ坪単価が高くなっていると言えそうです。

住宅性能表示制度を採用した人が増加

2008年度の調査では、住宅性能表示制度を利用した人が50.5%と初めて5割を超えました。2006年が44.4%、2007年が38.9%でしたから、大幅な増加です。最近の住宅は性能が高いことを裏付けるデータですね。

評価項目では、耐震性や劣化対策、省エネ対策など、高齢者等配慮対策以外の項目でほとんどの人が最高等級をクリアしています。高齢者等配慮対策の最高等級は等級5ですが、60%以上の人が等級3までしか取得していません。新築時に30代、40代の施主は、まだ必要ないと判断しているのかもしれません。

後で手すりを設置できるように下地を入れておくなど、必要なときに対応できる仕様になっていればいいのですが、あらかじめ組み込んでおかないと難しいこともあるので、要注意です。

次のページでは、住宅を建て替えた人のデータに注目していきます。