これからの賃貸マンションは
仮住まいという考え方ではいけない!

All Aboutの住宅・インテリアのガイド10人の人達と一緒に私が設計した賃貸マンション(東京都江戸川区)の見学会にいってきました。

さて、今までの賃貸住宅の考え方は「どうせ貸すのだから」という考えが根底にあり、居住性が必ずしも良いとは言えませんでした。そうではなく快適性のある地域に根ざし長く住んでもらえる集合住宅をつくろうと心掛け、次のようなことに主旨をおき設計しました。
外観
△外観写真

1)全ての賃室が角部屋になり空気の循環をはかる
2)外回り、中庭などできる限り緑を多く取り入れる
3)ベランダや開放廊下は広めのスペースをとる
4)上下階の音は完璧に聞こえないように工夫する
(こどもが飛び跳ねても音が聞こえない位をめざす)
5)様々なライフスタイルに対応できる自由な部屋割り
(間仕切り壁、建具で工夫)
6)収納スペースをできる限り多く取る(2・3階にも床下収納)
7)素材はできる限り、時間の経過と共に味の出る素材を選ぶ
8)バリアフリーはもちろん、ペットも飼えるような工夫をしておく
9)駐輪場は1家族4台止められるようにする
10)共用廊下部分にも各戸1個の収納スペースを確保する
11)メンテナンスしづらいところは手のかからない素材を選ぶ
屋根・雨樋;ステンレス製
12)配管ダクトはすべて開放廊下側にし脚立でメンテナンスができるようにする

以上が主な項目です。

もちろんこれ以外にも細かいところは沢山工夫しました。予算との兼ね合いもありますが、工夫やアイディアはそれ程工事金額を押し上げるものでもありません。ちょっとした心使いが快適な住まいを生み、そしてそこで体験された空間が人を育てていくのだと思います。

次のページからは写真を交えながらご紹介します。参考にして下さい。