ADOBE PHOTOSHOP LIGHTROOM 2

ADOBE PHOTOSHOP LIGHTROOMは、デジタルカメラの写真の管理、編集、そして写真をプリントやWebで利用するなど、目的に合わせて高度な設定を施すことができる、プロ向けのアプリケーションです。

最新バージョンのADOBE PHOTOSHOP LIGHTROOM 2が発表され、9月には発売が予定されています。

「LIGHTROOM」の名前のごとく、写真のフィルムをネガテーブルで操作するかのような画面構成が特徴的であり、またRAWファイルの現像、編集において、細かい操作が行えることでも多くの人気を博しています。

さて、今回のバージョン「LIGHTROOM 2」では、「複数モニターへの対応」や「MacintoshおよびWindowsの64bitネイティブ対応」といったところでも強化されていますが、画像加工という観点からは「現像」モジュールでの高度な補正機能により、非常に簡単な操作で、驚くような効果が得られるという点が見逃せません。

2画面を使って操作の効率をアップさせます。

今回は、この現像モジュールの強化された機能についてピックアップしていきます。

※この記事では「ADOBE PHOTOSHOP LIGHTROOM 2」ベータ版を使用しています。

注目の「段階フィルタ」「補正ブラシ」

これまでは、現像モジュールでの編集は、明るさ、コントラスト、彩度、、シャープさといった補正を、画像全体に施すというものでした。

今バージョンにおいても、本家Photoshopが本領とするような選択範囲を精密に作って細かく補正をするといった機能とまではいきませんが、「段階フィルタ」や「補正ブラシ」と呼ばれる特定の部位にグラデーションのように、またはブラシで任意の部位だけに効果を加えることができる、ラボにおいても実用的なツールが加わりました。

「段階フィルタ」と「補正ブラシ」は、「ヒストグラム」の下に装備されています。

段階フィルタとは?

たとえば薄曇りの写真を、青空のように見せたいときなどには「段階フィルタ」で空の部分を上から下へドラッグするだけで、下図のような青空になります。

とってつけたように空を青く塗りつぶしたというものではなくて、自然な青空のトーンになっていることがおわかりいただけるかと思います。

これはドラッグした部分にグラデーションのように段階的に「強→弱」の効果が加わる機能です。グラデーションのようなトーンでフィルタがかかる範囲は、広くしたり狭めたり、角度を傾けたり、移動させることで、効果的に見せることができます。

段階フィルタをかけたあとからも「適用量」を調整できます。

さらに一度段階フィルタをかけたあとからでも、これらの効果の量や位置、角度を調整できますし、段階フィルタはいくつも追加することができます。ですから、海を緑色にしたり、船の黄色を鮮やかにするといった補正も簡単に行えます。

段階フィルタの調整や、追加なども可能です。

次は「補正ブラシ」と便利な自動マスク、そして製品概要について解説しています。次のページへ>>